×一物語（1） (KC　KISS)

著者 : こやまゆかり

• 講談社 (2002年9月11日発売)

感想・レビュー・書評

[すかりんさんの感想 · 2013年11月16日]

2013.11.16

[しおんさんの感想 · 2009年4月19日]

もうやっていけないと判断した人、離婚したくないのに別れられた人、離婚したくても子供がいるからと別れられない3人の物語。
1〜3巻は、暗く読んでて鬱になります。
どれだけ頑張っても報われず、そして離婚したくなるという気持ち…
離婚して、一人になって、暗い未来を想像し、さみしくて泣いてしまう心情などがうまく描写されていて、何度も何度も泣かされ暗くなりましたが、後半は徐々に前向きに思えて来ます。
結婚は思いやりが大切。
色々な事を考えさせられました。
結婚を悩んでる方、本当にその人との相性は合っているのか？考えさせられる良い作品だと思います。

著者プロフィール

1988年、『プリテンダー』でテビュー。代表作は『あなたにホの字』『スィート10』『１／２の林檎』他多数。現在、Kissで「バラ色の聖戦」を連載中。趣味は石けんづくり。12月23日生まれのやぎ座。

「2012年 『バラ色の聖戦（7）』 で使われていた紹介文から引用しています。」