蒼天航路(1) (モーニング KC)

著者 :
制作 : 李 學仁 
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 666
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063284348

感想・レビュー・書評

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  • 曹操が万能すぎるとか、何でもかんでも蒼天節でバァーっと勢いで収めてしまう所とか(まぁ、それが蒼天航路の魅力でもあるけど)色々つっこみたくなってしまいますが、好きな漫画ではあります。(三国志って結構いい加減だから別にいいんだろうけど)

  • 画力、ストーリー、演出、どれもとんでもなく上手い。

    曹操という悪役を主人公にドラマが繰り広げられ、三国志の「新訳」とも言える作品。横山光輝氏の三国志がこれだけ一般化されている中で、これだけ大胆におもしろくしたのはすごいと思う。

  • 曹操を主人公とした三国志漫画。日本人にはおなじみの吉川三国志や横山三国志と違い、『三国演義』に準拠していないので、それしか知らない人には新鮮かもしれない。曹操が完璧すぎるのが気になるが、それでも十分面白い。登場人物ほぼ全員が魅力的なのがすごいと思う。おおかたの三国志ものは大抵誰かが引き立て役だったりするものだが、この作品では誰にでも必ず見せ場がある。

  • 10年前か?知人に勧められ読んだときは、よくわからず止めてしまったが、 曹操を主人公にした三国志の話だと知って再読、面白い。

    頭の中で横山三国志を思い出しながら読む。
    画力には迫力があるが、話はごちゃごちゃしてわかりづらい、あれこいつは敵なの味方なの?でも面白く、読破したいと思う。6巻まで。

  • この「「蒼天航路」と吉川英治版「三国志」、
    さらに宮城谷昌三版「三国志」を
    併読する「とことん三国志」のチャレンジの始まり。

    歴史的順序では宮城谷版が曹騰の時代から始まるために先行し、ここで曹操の少年期を描いた「蒼天航路」が併読の流れに加わる。

    三国演義では、敵役として曹操が描かれるために割愛される部分だ。

    曹操に関する少年期と北部熨のエピソードは、吉川版にも宮城谷版にも簡単に記載されているが、ここまでの詳細はない。
    もちろん水晶を巡る張譲との因縁は「蒼天航路」の創作と思われる。
    その代わりに吉川版には劉備の親孝行の話が、宮城谷版では宦官と外戚が繰り返す大義の革命の歴史が詳細に語られるのが各々の特徴になる。

    蒼天航路は水晶に始まり、水晶に終わる。
    この意味は、曹操という希代の傑物を中華、漢帝国の枠に収めないという意図であろう。三国を突き抜けて、遠くインドやヨーロッパを見ていた男としての人生を追い続けたということになる。

    「乱世の奸雄」と呼ばれる、英雄の物語の始まりである。



    「蒼天航路」は既読時のレビューをmixiレビューに載せていたので、この機会に改めてこちらに移動する。

    蒼天航路 (1) 過去レビュー

    自分の人生の季節とこの作品が呼応したときに
    全巻挑戦しようと決意して、
    今年がそのときと思い、大人買いしました。


    レビューでは、その巻の気に入ったシーンをまとめていきます。


    「原作 李学仁」がクレジットされているのは、
    この巻から3巻まで。その後は、原案になります。


    つまり少年期から董卓時代までと、
    それ以後の時期で、
    蒼天航路に李学仁が与えていたものがなんだったか、
    その内容の判別によって評価の分かれるところです。
    そしてそれがこの作品の色合いをどう変えたか。


    印象でいえば、王欣太が、作品世界の大きさにビビることなく、
    画才をあますことなく発揮していたのが前期の特徴だと思います。
    そして、李学仁は、その豊富な知識で
    従来の三国志物語からはみ出すべく曹操を描いた。


    その相乗効果で、この作品を破格の作品にしたと思います。


    そう、初期の特徴こそ「破格の人」を破格に扱ったということです。


    その象徴が「水晶」。
    蒼天航路の登場人物の中でももっとも印象に強い女性。


    漢朝にあって、漢を見ず、
    三国時代にあって中原だけを見なかった曹操。


    その国際的な視野の広さを
    水晶という女性に象徴させているのは見事。


    中華の偉人が「アモーレ」と恋人と呼ぶとき、
    この作品は、ふつうの三国志を逸脱した。
    まさに「破格」の作品になったのです。

  • 何度目の読み返しか。宮城谷三国志との対比を楽しもうと思う。

  • これ連載開始から読んでた。よく読ませてくれたなぁ親…小学生にこんな過激な作品! 三国志はこれで知ったので、他の三国志取り扱い作品がアンチ曹操色が強いと聞いて吃驚。そうなんだ……。奸雄にして英雄、剣ではなく弁で相手を倒す若き日から、全てを跳躍し超越していかんといわんばかりのエネルギーの奔流。絵柄の濃さも話の激しさも、人物の表情の誇張の仕方も、私の好みの下地を作る一端になった。私本当にモーニングに育てられたと思う。

  • 全巻読んだ。途中理解できなくて読み飛ばした部分あり。
    異形の者が少数だが出現。
    烏丸族の長(18巻)は半鳥人間だし、孔明(17巻~)は怪しい妖怪と戯れ妖術を使う変態だし、関羽を捕らえた馬忠(36巻)は鬼。
    あと、劇的な策を使う場面は少なくガチンコバトルが多い。
    孔明も司馬懿も戦闘の上ではほとんど活躍しない。

  • 三国志の話。主人公は曹操孟徳。三国志を書いた小説・漫画は数あれど、曹操が主人公である物語は珍しいのではないか。全36巻。

    非常に面白かったです。これを読めば、劉備好きから一気に曹操好きに傾くこと間違いなし。ストーリーの大筋は一般に知られる三国志と同じですが、個々の人物がかなり面白い書かれ方をしています。特に呂布と孔明が面白い。

  • 2011年10月15日の「森の出口を見つける時間」(http://bit.ly/ql8kPH)の先生・高橋照国さんのおすすめ本です。

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著者プロフィール

KING GONTA。大阪府生まれ。
1992年、アフタヌーン四季賞に応募した『HEAVEN』が四季大賞を受賞、そのまま同作品でデビュー。さらに続けて同誌で『地獄の家』を発表。
1994年、モーニングで『蒼天航路』(原案:李學仁)を連載開始。
1998年、同作品で第22回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。
2005年、単行本全36巻をもって『蒼天航路』を堂々完結。
2006年、オールカラー『蒼天航路画伝』を刊行。
2007年より、活躍の舞台をインターネットへと広げ、『ファイアキング』を連載開始。
2012年、モーニングに連載していた『ReMember』が完結。
現在、最新作『達人伝』を漫画アクションで絶賛連載中。

「2014年 『蒼天航路 急「乱世の婚礼」編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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