蒼天航路(21) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063287165

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  • 劉備、荊州からの逃避行。前巻では曹操の大軍を単騎にて睥睨し、楽進・夏侯惇らの波状攻撃を長坂坡にて斥けた張飛だったが、賈詡の別働隊が劉備本隊に迫っていた!
    劉備は単身逃走し、糜夫人も落命する中で、阿斗を抱いた超雲が曹軍中央突破を敢行する。そして、諸葛亮は劉備と水魚の交わりを果たし、赤壁へと続く呉の孫権のもとへ。
    前巻に引き続き、三国志演義の大きな見せ場の一つです。
    ただ、この回は三国志ファンの誰もが思う、三国志演義最大の不思議というか皮肉も胚胎しています。これは物語の流れとしてあり得るのかと!?(笑)大軍を前にしての張飛の奮闘?いやいや、超雲の敵中突破?いやいや、阿斗を救いだしたことよりも超雲の無事を感謝した劉備?いやいや。寡聞にして正史にあるのかはわかりませんが、ひょっとすると羅貫中さんしくじりましたかね。(笑)それとも、何か教訓的なアイロニーがあるのでしょうか?
    何といってもですよ、そうまでして救い出した掌中の珠・阿斗があの劉禅になったのですから・・・。

  • 阿斗を守った趙雲子龍カッコよかった~

  • 劉備の逃走完了。最後に「天下三分の計」をブチまけるところが劉備らしい。
    この人は本当に中身がなくて、優れた考えをそのまま呑み込む人なんだな。

  • 孔明が
    孔明が
    こういう雰囲気で
    そばにいない人の
    孔明への思いは
    他の作品と変わらない気がするのに
    近くにいる人の孔明が
    なんなんだろう
    全く違う感じがしてしまう

  • 三国時代の中国。魏に生まれた阿瞞は、乱世に己の宿命を見出し、中華の安定、三国の統一に向けて権力の座へ駆け上がっていく。阿瞞は即ち、魏の武帝・曹操である。四天王をはじめとする熱き魏の武将、董卓、劉備、孫権ほか数々の宿敵。絢爛豪華な男たちに彩られた、乱世の奸雄と畏れられた男の感動の生涯!
    (2000年)
    — 目次 —
    月と道化師
    月下の命
    月下斬舞
    まっすぐに生きる
    水魚のまじわり
    鬼嚢の物腰
    天下への大呼
    劉備宣言
    劉備シンドローム
    望膾炙
    儒の息づかい

  • 馬2頭を自在に操り、劉備の子を守る子龍かっこいいーーー

    劉備の(というか孔明の)天下三分論を聞いた
    曹操の頭の横に???って並んだところが面白かった
    なんでも人の上から理解できてしまう曹操を一瞬でもキョトンとさせてしまう孔明やっぱすごいんですね

  • 21〜25巻で打ち止め。

  • イハギン/王欣太

  • 一番好きな巻。長坂後編。三兄弟が

  • 熱い!
    情熱を失いかけた時は、いつもこのマンガを読みます。
    壮大な気宇、迸る烈しさは唯一無二。

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著者プロフィール

KING GONTA。大阪府生まれ。
1992年、アフタヌーン四季賞に応募した『HEAVEN』が四季大賞を受賞、そのまま同作品でデビュー。さらに続けて同誌で『地獄の家』を発表。
1994年、モーニングで『蒼天航路』(原案:李學仁)を連載開始。
1998年、同作品で第22回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。
2005年、単行本全36巻をもって『蒼天航路』を堂々完結。
2006年、オールカラー『蒼天航路画伝』を刊行。
2007年より、活躍の舞台をインターネットへと広げ、『ファイアキング』を連載開始。
2012年、モーニングに連載していた『ReMember』が完結。
現在、最新作『達人伝』を漫画アクションで絶賛連載中。

「2014年 『蒼天航路 急「乱世の婚礼」編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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