取締役 島耕作(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063288285

感想・レビュー・書評

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  • 取締役としての本格的な仕事として、上海で生活する島。
    こうやってみると、海外へすぐ許諾できる身軽さがある人間が出世するのだなぁと感じました。

  • アメリカと中国がかつての米ソ冷戦と同じような状態になることをこの時点で示唆。実際、そのとおりになりましたね、、

  • 取締役となった島耕作だが、就任早々厄介なトラブルに巻き込まれる。今度の活動拠点は上海になりそうだ。この時期、中国が目覚ましい経済成長を遂げていた時代だったな。再会する女性あり、別れる女性あり。島耕作の周りの女性も新しい関係が出て来そうである。
    上海ではどんな活躍を見せるのだろうか。
    三郎丸社長と千鶴は幸せになれそうで良かった。

  • 取締役 島耕作 全巻セット(1-8巻)で16.00

  • 課長→部長ときてこれでついに3役職目に突入。「取締役島耕作」2002年当時。日本社会はいまだ不況が続き年間自殺者数が3万人を超える「失われた20年」の真っただ中に居る島耕作と日本。当然といえば当然ではあるが、このタイミングで周りにも色々な変化があった。大泉会長夫人が亡くなり、大町久美子が日本に戻ってきた。色々あった今野さん(ほんとに色々あった)が引退し、だが最後の出勤日にスポーツカーで出迎える粋なサプライズをするのはさすが島耕作。(何故スポーツカー?とは思ったが…)利害関係を行動の規範にしていたら絶対この判断にはならない。とても見習いたい人として大事なところ(それゆえなかなか難しいのだが)だ。耕作に付きまとっていた?千鶴の結婚と耕作自身の福岡から上海への転勤。かつ子との二度目にしておそらく今生で最後の別れ。滑稽な「にわか面」が余計に物悲しくさせる。(写真①)かつ子とは来世で結ばれて欲しい。辺見さんならきっと幸せにしてくれそうだが…日本料理の料理人は何故か一途に見える。チャコだけは上海について来た。これからまた新しい街と人種さえちがう社会と会社のなかで「取締役」島耕作の闘いの日々が始まる。

  • 2015.09.18-18

  • 白豚、かつ子の旅立ち。

    :)

  • 中国を舞台に島耕作が出世街道をひた走る!
    中国ビジネスの魅力と危うさ。このシリーズは特にその2点を中心に島耕作がビジネス展開を繰り広げる。日本の高度経済成長期を再び経験しているような錯覚に陥りつつも、平家物語に象徴される
    「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
    たけき者もついにはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ」
    となる時代の流れの渦にいる危機感も同時に体感できる。
    あり得ないモテ具合も健在で、男性陣から見れば憧れの対象であり、
    また妬みの対象にもなるだろうなあ~と思う。
    中国と日本の経済や言動、行動の違いの根底にあるものは
    何なのか鋭く指摘しており、さすが弘兼先生だなあと感心しまくり。

  • 中国の事が判るので読んでみました

  • 全巻読了
    相変わらずの島耕作。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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