- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063288629
感想・レビュー・書評
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捨てる前に登録(自炊)
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第3巻の後半に続き、未熟児で生まれた双子の話。
障害のない兄の方がなくなってしまう。
障害のある弟の腸閉塞の手術をするかどうか。
両親の葛藤は続く。
障害をもって生まれた子を育てられるのかどうか。
障害のある子が、一人で生き抜いていけるのかどうか。
正解はない。
自分なりの答えを考え続けるしかない。
問い続けるしかない。 -
双子の弟が衰弱していきますが、父親は手術に承諾しようとしません。そんな中、赤ちゃんを助けようとする斉藤の姿が指導医の高砂や看護師の皆川を少しずつ動かしていきます。そして、手術を承諾しようとしない父親もまた、誰よりも子どものために心を痛めていることが明らかになっていきます。
しかし、斉藤たちの説得にもかかわらず、父親は手術を拒否し続け、ついに斉藤は自分自身の手で手術をおこなうことを決意します。そんな彼の姿に、高砂も後先を顧みず手術承諾が得られたと偽って小児外科に手術の依頼をします。
今回は、医療の現場だけでなく、障がいのある子どもたちを迎え入れる社会に対しても重い問いかけを投げかけた巻だったように思いです。 -
斉藤くんは今日も暑苦しい
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サンプルにてはまる。
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この回の話は、奥が深すぎてものすごく考えさせられる回でした。
不妊症の夫婦が、どうしても子どもが欲しくて体外受精。結果、妊娠し出産に成功するも生まれた子は、双子で未熟児、しかも弟はダウン症に合併症を患っている。
父親は、ダウン症の子どもは差別される、その子がこれから生きていくことを考えるとここで安らかに眠らせ悲しみは全て自分で受け持つのがよいのではないかと真剣に悩む。
医者は障害があろうが救える命は救いたいと色んな方法を考える。
母親は、自分がお腹を痛めて産んだ子ども、母乳も出るし、嫌でも母親を意識する。当然生かしてあげたいけど父親の言い分も分かるだけに悩む。
子どもは未熟児でも必死に生きようとする。
全て者が間違ってない答えだけに迷う。
最終、父親が考え抜いて出した答えは、これから辛いかもしれないが、我が子にも自分が見た素晴らしい景色を見せてあげたいという答えに涙が出ました。
人間はみんな自分が可愛く、自分に都合がよくないものを近づけたくないと思う。その思いから差別は生まれるかもしれない。
それは至極全うな考えである。
人とは違うことそれは個性、神様が選ばれし者に与えた試練、考え方で見方は変わる。
無知は悪なのか、広く考えられるようにしたい。
事実は一つ、考え方はいくつもある。 -
一気に読んだ巻だった。
無料アプリにて -
難しい。
法律でも医療でも介入出来ない、生命の世界。
ジレンマ、葛藤、サイン一つで変わる子供の生死。
「光とともに」って漫画で障害の子供について読んだけれど、それ以前に生死すら分からない子供もいるんだな、と思った。 -
斎藤がいつにも増して熱い…
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スマホアプリで無料で読める。