- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063289275
作品紹介・あらすじ
おバカが集まる龍山高校が、倒産の危機。債権整理するためにやってきた弁護士・桜木は、急に気を変えて、一年以内に東大合格者を出して、学校を超進学校化して有名にし、再建することにした。桜木自らが、特別進学クラスの担任となり、集まった水野と矢島の二人を教える。伝説の数学教師・柳、英語の川口、国語の芥山、理科の阿院と個性的で強力な教師陣集まった。それぞれの教師が教える勉強法は、ユニークで効果的なものばかり。受験生必読の東大合格請負漫画!!
第29回講談社漫画賞 一般部門受賞作品
感想・レビュー・書評
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勉強法が載っていて面白いです。
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「一時の感情で利益を失うバカにだけはなるな」
という言葉に考えさせられた。
日頃から利益ではなく感情や偏見によって行動を選択してしまっていないか?その感情やプライドは本当に守るべきものなのか?本当に自分が成し遂げたいことは何か?そのために取るべき利益とは?
を考えるきっかけとなった。 -
一時の感情で利益を失うバカにだけはなるなってことだ。
まだ2巻。ここから面白くなるのかな。 -
公式を理解していますか?
その公式正しく使えますか?
それを文章に惑わされずきちんと数式に表せますか? -
勉強術だけど、人生にかかわる根幹技術のノウハウまで詰まってるという……。
時代の流れもあって、こういう考え方はすげえなって思う。でも、大半はどこかの誰かが既に言っていることなんだよね。それを今も実践しているだけ。
しかし、問題の出し合い、白紙から問題を作るってのはすごいなぁ……これは衝撃的だった。
あ、ちなみに数学編です。 -
桜木は、東大受験の名門塾として名をはせた「柳塾」の柳鉄之介(やなぎ・てつのすけ)を数学教師として招き、10日間のスパルタ勉強合宿を開始します。矢島は、一時は脱走を図りますが、桜木から本音を聞かされ、もう一度東大受験へ向けて勉強を続けることを決意します。
また桜木は、龍山学園の教師たちに対し、再雇用試験をおこなうと宣言します。教師たちの間に疑心暗鬼が広がり、若い国語教師の宮村沙知子(みやむら・さちこ)が、桜木のスパイではないかという疑いをかけられることになります。一方、英語教師の井野真々子(いの・ままこ)は、再就職に向けて活動するも不採用が続き、桜木の再建案にひとまず乗るべきか、逡巡します。
社会の仕組みについて何も知らない高校生たちに桜木が本音で迫り、彼らの心を揺り動かしていくというストーリーですが、戦いに勝利して強くなっていくという少年マンガ的な構成に則っていて、気持ちよく読めます。 -
マンガZEROで読んだ。
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『俺が東大に行かせてやる!!』と。
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【要約】勉強をするやる気などいろんなことがかかれています。読んでみて。
《感想》勉強のことが少し分かったような気がする。 -
しかし、バカといいながら、2人ともほどよい感じには基本はできているといっていいと思います。そして、ほどよい感じに、不幸で、孤独。
この「孤独」というのは、けっこう大切で、つるむ人間がいると長続きはしない。
しかし、わたしはやっぱり思ってしまう。それでもやっぱり、レールの上にのせられているだけ。どのレールにのるかの選択肢を本当にこの子たちが選んだのかと。 -
<07/5/24〜31>
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06-05-29
「ドラゴン桜」を7巻読みました。これだけの劇画を読んだのはいつ以来でしょうか。
「ドラゴン桜」は、水野(女子生徒)と矢島(男子生徒)を縦糸に、各教科担当を横糸に、話は進んでいきます。よくも、学習法と受験テクニックだけでこれだけ話を進められるものです。きっと、受験勉強に詳しいブレーンがいるのでしょうね。
興味深いのは、出てくる学習法が、学習心理学の知見と結びついているところです。
毎日10個の単語を完璧の覚えるより、毎日70個をとにかく繰り返せ!
これは、分散学習の理論でしょうか。
箇条書きにするよりも、大切な事柄を大木の幹や葉になぞらえて、相互に関連付けて表せ!
アイディア・ツリー。これは、有意味学習の理論です。
脳を効率よく使え!記憶ものは寝る前に!
短期記憶と長期記憶の記憶モデルです。
古文・漢文は、マンガを使って勉強しろ!
これは前回も挙げましたが、先行オーガナイザーの理論です。
こまかく関連付けていくと面白いですね。
学習心理学としての理論的な説明を劇画の中に入れると、学習法に深まりがでると思うのですが....。でも、くどすぎますかね (^_^) 。
これから時たま、「ドラゴン桜」を材料にしてブログをかいてみます。
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数学はスポーツだ!まさに発想の転換
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'05-11-13読了
広く浅く要領よく問題をこなす、官僚的な能力を求める東大、中央に対抗して学問的な才能を求める京大。試験問題から両者のイロの違いが見えるのが面白い。 -
1巻に続いて2へ。ドラマとは少し登場人物が異なるのね。
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TVドラマ化されて一気に人気急上昇中ですね
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小さな成功を積み重ね自尊心を高めること おバカ高校に通う偏差値30台の二人の少年。特訓が始まり、躓きながらも成長していくさまを見ているのが誇らしくなる。特に、人生で初めて100点を取り達成感と自信を感じている少女に感動した。そう、このような小さな自信を一つ一つ積み重ねていくことが自尊心を育て、チャレンジ精神を生む。「自分にはできる」という思い込みが重要なんだ。それをするためにはスポーツのように体を対象に慣らしていくのが一番手っ取り早い。
債務超過状態にあり、破綻の危機に瀕している高校の教師たちの再雇用試験が後半あるが、これがまたおもしろい。教師たちに論文を書かせる。論文のテーマは簡単なものだ。ただ、これにどう答えるかで、教師がどのような気持ちで今の仕事に取り組んでいるかがわかる。このようなあいまいな形式の論文の場合、平常時にどのような気持ちで問題意識を持ち続けているかが単純に問われる。これは、面白くなってきた!!