バガボンド(19)(モーニングKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1327
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063289459

作品紹介・あらすじ

「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!


感想・レビュー・書評

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  • 定伊対小次郎。戦うことは宿命?避けられなかったのだろうか…。

  • 佐々木小次郎がずっと前面に出てるなぁ。。

  • モーニングKC

  • 関ケ原の合戦の後、一刀斎たちからはぐれてたった一人になった小次郎を、落ち武者狩りの農民たちが取り囲みます。そして、極限状態の中で次々と襲いかかってくる者たちと戦い続ける彼は、生き延びようとする本能を覚醒させます。

    一方、戦いに敗れた西軍の定伊(さだこれ)と、彼と行動を共にする兵たちも、落ち武者狩りを退けつつ、大坂をめざして逃げ延びようとしていました。そんな彼らが小次郎に出会い、同じ刀とともに生きてきた者として響き合うものを感じ、彼に戦いを挑むことになります。

  • 小次郎の苦境。そしてこの生き残りの人たち。それぞれの事情があって平和的な解決を願わずにはいられない。

  • 武蔵と別れた後、小次郎は一人山に取り残されます。
    武蔵が山で一人篭っていたときのことを思い出します。


    小次郎が死の恐怖や疲れと戦う最中、落ち武者狩りの農民ではなく
    農民に扮した西軍の残党たちに出会います。
    あれほど生きて殿の元へと話し合ったにも関わらず
    「そこもとには素通りできない何かがある」
    と言う定伊。
    現代人である自分としては、そのまま通り過ぎれば死なずに済んだかもしれないのにと思ってしまうのですが
    命を賭してでも立ち合いたいほどの
    剣客同士が感じる何かを感じさせもします。


    定伊たちを丁寧に描くことで、
    宮本村で沢庵が武蔵に説いた
    斬られた人にも命があり、物語があったことを
    今一度思い出させてくれもしました。


    言葉を話さない小次郎は、本来であれば掴み所がない
    下手をすれば性格も見えてこない魅力の無い人物にもなり得るところが、
    剣の為に生きる小次郎の鮮やかな日々を余す所なく描き、
    掴みどころはないのに爽快さすら感じさせるところが素晴らしいです。


    臆病と強さは相反しない
    という言葉が印象に残りました。

  • 合戦後の展開あんまり期待してなかったんだけど、巨雲たちのエピソード入れてきたか・・・!こういう展開好き!小次郎と定伊との戦いの途中で過去が挿入されるタイミングって、スラムダンクからの井上作品のリズムのような気がする!

  • 小次郎を無意識に応援してしまう。それくらい小次郎も武蔵も魅力的なキャラクター。

  • 小次郎がどんどん強くなる

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著者プロフィール

1967年生まれ、鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。 90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』を大人気連載中!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載中。

「2014年 『バガボンド(37)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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