エマージング(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063289817

感想・レビュー・書評

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  • 未知の感染症。謎の感染経路。もはや、空想ではない!

    原因不明の突然死。感染症によるものと判明した頃には時、既に遅し。 感染拡大、パンデミックを描いた作品。

    もし、実際にパンデミックが起こったらこうなるだろう。と、あながちフィクションとも言えない題材の為、非常に怖い。
    描き方もリアルで遠慮がない。展開も読んでいて常に薄気味悪さを漂わせていて、緊張感が持続する。

    怖いもの見たさ。あるいは、今後、起こりうる可能性から身を守る術を見いだせるかもしれません。

    もっと長く詳しく描いてもいい内容ではあるのに、短くまとまっていて非常に読みやすい。あくまでフィクションであるという事も踏まえて読めば納得いただけるかと存じます。

  • モーニングKC

  • エボラ出血熱を題材にした、医療系SF。10年前の作品だけれど、あまりにタイムリーで、再読してもう一度ゾッとしました。強ちないとは言えない未来ではあるし、誰にでも読んでみる価値はある作品だと思います。女性(の表情?)がそれとなく色っぽいのがこの作家さんの特徴です。この作品に関してはグロ注意です。

  • 主人公が、けっこうダメダメちゃんで、脇に天才的な人が配置されているので、この主人公っていったい……と思っていました。

    「根っからの臨床医」。現場の人間であるということが、この主人公を形作ってるもののようです。

    今までの物語だと、「臨床医」であることと「研究医」であることは、けっこう対立的にかかれていたのかなぁと思いますが、今回は、そのあたりのことも、すごく、平等にかかれていくようです。

    でも、自分の身近な人が、次々に病に冒されていくというこの物語は、ものすごくきつい。きつすぎる感じがします。

    SFや思想に逃げる様子もないようですし、ここからいったい、どんな、物語を見せようとしているのでしょうか。

  •  新種のウィルスのお話。
     爆発的な感染力をほこり、死ぬときは身体がふくらみ血を吐き出しまきちらしながら苦しみとともに死に絶える。
     こんな死に方、いやだわー。

  • 第1話の完成度が高い。でも事態が特に進展しないのとキャラの魅力が薄いのでどんどん失速していく。身近に起こりそうな危機という意味で普通に面白い。

  • ボロボロになっていくヒロインの姿が印象的な一冊。ただ、それ以外に強く興味をひかれたシーンはありませんでした。題材は結構挑戦的で、描写もそんなに悪くないのに...。逆に不思議です。

  • 全2巻所持
    体が膨れて破裂死するのは嫌だな。

  • 弱冠グロいですがドキドキする。

  • 新種のウイルスによる感染がどんどん広まっていく話。引き込まれるし話自体も面白いのに全二巻という短さが残念。

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