ブラックジャックによろしく(10) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063289893

感想・レビュー・書評

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  • 一人では変えられない。

  • 第10巻は引き続き、精神科病棟の話である。
    精神病の子には親も冷たい。
    ご近所の目を気にして自宅に近づけたがらない親の姿を以前、NHKの番組でも見たことがある。
    精神病=キチガイのレッテルが社会にあるため、隠すような言動になる。そのレッテルは親自身にもあり、我が子を疎んじる。
    身体の病ならそうはなるまい。
    しかし、精神病=キチガイのレッテルは人々の価値観の中にべっとりと貼り付いている。

  • 斉藤が受け持っていた小沢という男性患者が、新たに入院してきた一人の女性患者に恋をするようになります。斉藤はそんな彼を応援し、退院までの道筋を描き出そうと努めますが、そんな中、精神病での入院歴を持つ男が小学生を殺傷するという事件が起こり、マスコミの報道が瞬く間に加熱していきます。

    予想外の展開でしたが、こうなるともはや、若い研修医の心の中の葛藤ではなく、私たちの社会そのものに対して問いを投げかけるような方向へストーリーが進んでいくような予感があります。

  • 小沢さんかわいい
    早川さんかわいい

  • 現実の事件とリンクしていくのが、どうしても辛くて読み進めることができなかった「精神科編」です。

    とくに、このあたりは、1番きつかった思い出が。
    かくのも、連載何回もストップして、きつそうでした。

    結論なんて、ないからなぁ……。

    マスコミが、モラルよりも、おもしろい記事、わかりやすい記事にはしるのは……でも、やっぱりそれは、わたしたちが求めているからでもあります。

  • 電子書籍にて。面白い。

  • 正解がどこにあるのか分からない世界にあっては、自分を支えることができる信念のある・なしが底力の差となって、自身の関わり方に大きな違いを産むことになる。
    目の前にある事象をどこまで自分の身の回りのこととして感じとることができるのか。私も含めて多くの人が自身のこととして感じ取ることができれば、世の中はもっと良くなっていくことだろうと思う。

  • やはり時代がほんの少し前だけに、未だに変わらない部分と、変わってきた部分を感じた。自分自身重病ではなくとも精神障害者であるので他の巻よりも興味深く冷静に読んでいる内容。

  • 精神科編2

    差別される患者。
    そもそも、心を病むってなんだろう?
    人と上手くやっている人達が正常で、上手くやっていけない人達は異常なんだろうか。

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