不思議な少年(3) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 513
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・マンガ (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063289985

作品紹介・あらすじ

終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」。そこに一人の少年がいた。永遠の生を持って「人間」を見つめる不思議な少年が。


人間て不思議だ。変わらない日常に、感覚が麻痺した現代のサラリーマン一家。誰もが未踏の地に憧れた、探検家の活躍著しい時代に南極で遭難した2人の男。今から約100年ほどの昔――。時代の変わり目を生きた、貴族エッシャー家の少女。あらゆる時、あらゆる場所で、人間が放つ感情。永遠の命を持った美しき少年は、その感情の行く末を見つめ続ける。見据える先にはいつも、「人間」に秘められた真実があった。

感想・レビュー・書評

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  • 人員整理により会社からリストラされたサラリーマンの話では、偶然おこったある出来事の積み重ねにより、私たちが、この世に生まれてきたのだという、奇跡について語られていた。遠い昔の誰かのその行動が、発言が、ほんの少し違っていたら、一つ一つの歯車が変わっていって自分は存在していなかったかもしれない。

    自分の大切な人と出会えた奇跡について、あの時の選択が違ったら今、出会えていなかった。運命的な出会いだなと、考えることは多分にあったので、この物語は共感できるものがあった。

  • ●リチャードウィルソン卿とグラハムベッカー
    なかなか緊迫した。メンタル的にもインパクトあった。
    結果的に殺し、殺される立場だったとしても、
    ここに至る過程にはどちらも満足したんじゃないかと、私は思う。

  • 老人の姿になった少年は公開されないんだなあ。

  • 南極の話、展開と結末がよかった
    レディ・エッシャーは、めずらしくすがすがしい読後感!プリシラの生き方がカッコイ!

  • (2016-04-17L)(2016-11-29L)

  • この巻あたりで「お前は何様だ?」感を感じるようになる(一話一話の「お前は何様だ?」濃度は変わってないが、続けて読むと徐々にたまってきて、という意味)。実際、1巻読了したあたりではそうは思わなかった。だけど、これ続くとさすがに、この"少年"の上から目線(まさに上からw)・人生観・正義感に食傷。「いや、そりゃお前の人生感だろ、こっちに押し付けんな」ってなる。

  • 人間って不思議。
    相変わらず作品に込められたものが深い。

    ・末次家の三人・・・今生きていることこそが奇跡
    ・リチャード・ウイルソン卿とグラハム・ベッカー・・・結局南極で復讐
    ・二人のレディ・エッシャー・・・心のままに仕える執事

  • おもしろいよねぇ。題名は、「不思議な少年」なのに、少年の方が、

    「人間は不思議だ」

    なんて言っています。

    少年の望むものは、いったいなんなんでしょう。
    ちょっと、それが見えるような気がする3巻です。

  • とてつもない確率で我々は生きている。そして、流されるのではなく、自ら一歩ふみだすだけで、その確率は否応になく変えることができるのだと。

  • 『気の遠くなるような確率の末に僕たちは 何百億の何十兆の奇跡の末に••••••僕たちは••••••食卓を囲んだんだ••••••』

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著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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