ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 2: マンガ水木しげる自叙伝

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063301274

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  • 漫画家水木しげるの自叙伝マンガ第二巻。
    いよいよ世間は太平洋戦争へと向かってゆく。その中でもマイペースなしげるさん。その独特さ故、なかなか居場所を見つけられないままついに徴兵そして戦地へと。ラッパ手のエピソードは過酷な軍組織にあっても皮肉というか苦笑するしかないというか、何とも言えない感じ。

    のちに漫画家として大成されたから半分笑い話にもなるけれど、今の時代だとこういう人は生きづらいだろうなあ。まあ、本人は飄々として、気をもむのは周りばかりなのは変わらないのかもしれないけれど。

著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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