修羅の刻(13) (講談社コミックス月刊マガジン)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063338270

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • この雑賀孫一(鈴木孫一)の話は、面白いし、本伝『修羅の門』への繋げ方もうまくできていて感心するんですが、史実をねじ曲げている点がちょっと……
    マンガなので、事実がはっきりしない部分は想像で描いてしまって良いと思うんですが(そうしないと想像上のキャラクターである陸奥一族が活躍する『修羅の刻』という物語じたいが成立しないので)、事実が明確に分かっている部分に関して、事実と異なる叙述をするのは如何なものかと。しかも史実ぽく描いてしまうのはまずいような。
    まず孫一は、少なくともあの時点では死んでいないし、殺されてもいない。それどころか孫一は、天正8年の本願寺顕如の石山退去以後は、信長方についています。天正13年の秀吉の紀州攻めの際にも秀吉についています。このマンガだけ読むと、「孫一は信長と徹底的に戦い、信長によって殺された」と誤解してしまいます。

  • 特に11-13巻の「織田信長」編と、5、6巻の「寛永御前試合」編が堪らない。

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著者プロフィール

8月17日生まれ。広島県三原市出身。代表作に『修羅の門』『修羅の門 第弐門』『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』『海皇紀』『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』がある。1990年、『修羅の門』で第14回講談社漫画賞受賞。趣味は草野球。

「2023年 『陸奥圓明流異界伝 修羅の紋 ムツさんはチョー強い?!(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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