寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
4.23
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本棚登録 : 2040
感想 : 274
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063346640

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。懐かしいなぁー。30年近く前になるのかな。
    もう説明不要ですね。当時感じた斬新さやインパクト…今でも十分通用するのでは?と思ってしまう。

  • とにかく女性が出てくる。主人公の周囲には、女、女、女。ちょっと不自然なほど。でもその女たちがまた優しく魅力的。特に田宮玲子なんて、夢に出てきそうなくらい。

    こう書くとハーレムもののラブコメディみたいだけど、実際、年下の女の子から熟女まできっちり取り揃えられているから面白い。主人公のシンイチがパラサイトと戦う先々で登場し、交流を深める。彼女たちはみんなどこか母性的だ。主人公から一歩下がって、遠くから見守ってくれる。主人公の周囲はぽっかり空間があき、そのおかげで相棒のミギーが映える。

    なぜこれほどに主人公との交流相手が女性であるかというと、それは「母」の存在がこの作品の大きなテーマだから。パラサイトと人間の根源、母親の存在はどこにあるか、作者はサブリミナルのように「女性」を登場させて示唆している。

    一方、ストーリーは理詰めでスリリング。ミギーかっこいい。作者持ち前の酷薄なグロテスク描写が圧巻。無駄のない構成なのでダレずに一気読み出来てしまう。
    SFとして、少年向けとして、本当に一級品の漫画。

  • 今見たら結構デビルマンだ。

  • まずこれを読もうとしている人でグロいのはちょっと・・・と考えてしまう人にはオススメ出来ません。そうでない方は読みましょう!ミギーかわいいよ。

  • 文学者から評価が高いらしい。
    確かに面白かった。
    中学生の時に一度読んだのだが、あまりわからなかった。
    大学生の今、読むべきは今なんだろうと感じた。

  • 人に寄生してしまう寄生獣という生物を巡るお話。一見突拍子もないような設定のようだが、ありえるかも…と思わせてしまうのが作者のうまさではないかと思う。現代版デビルマンと僕は評してます。ジョージ・A・ロメロがゾンビ映画で描き続けている、人とゾンビはどう違う?いや、違わない、人間はゾンビと変わらず残酷であり冷徹な生き物であるという主張がダブってくる作品だと思います。日本版ロメロ的ゾンビ物語りは漫画で描かれているのです。

  • 2:21:44.28

  • 2:12:09.89

  • グロイんだけど、続きが読みたくなる。お話が素晴らしい。

  • <KISEIJU>
      
    COVER DESIGN / HIDEAKI SHIMADA

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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