×××HOLiC (1) (KCDX)

  • 講談社 (2003年7月24日発売)
3.70
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  • 本 ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063347524

作品紹介・あらすじ

アヤカシを視たり、惹き寄せたりする体質に悩む高校生の四月一日君尋(ワタヌキ キミヒロ)。ある日、引き寄せられるように"ミセ"と呼ばれる館にたどり着き、女店主・壱原侑子(イチハラ ユウコ)と出逢う。そこは見合った対価さえ支払えば、どんな願いでもかなえてくれる不思議な"ミセ"。四月一日は「アヤカシを視えなくしてもらう」という願いをかなえてもらうかわりに、対価として住み込みで働き、"ミセ"を訪れる客とともに、様々な怪奇現象に巻き込まれていくのだった。創作集団CLAMPが放つダークファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい

  • ホリックの最初のページ開いたその瞬間から、世界に引き込まれる。
    ゆうこさんの初登場シーンなんて、世界観が!

    徐々に変化するゆうこさんと四月一日の関係性が好きです。
    雨童、小羽ちゃん。全員が魅力的!

    好きなのは、やっぱり、ひまわりちゃんのシーンかな。一応ホラーっぽい作品でもあるので、本当に怖い。夜には読めない作品!笑

    またね、
    その一言がひまわりちゃんにとって、どれほど重かったか。
    ひまわりちゃんも百目鬼もお店のお客さんになってしまって。これまでと同じ道は歩めない。
    それでも、またねって言える道を選んだ。

  • 十数年ぶりの再読。
    「ツバサ」と同じくらいの時期に連載開始しているんだな。
    相変わらず考えさせられるところが多い。十数年経つにも関わらず、結構内容を覚えていたのはそれだけ印象的だということなんだろう。

    人間の深い部分が描かれていて、怖いけど見たい気持ちになるし、何かとても大切なことを教えられているような気持ちになる。

    ころころと変わる侑子さんの妖艶なお衣装も魅力。
    マルとモロが空虚でこわい。魂がないことがきちんと伝わる表現がすごい。

  • 19巻まで一気読みするくらい良かった。人生訓みたいなのもあって引き込まれる。

  • 怪しく妖艶な雰囲気の館にやってくるのは、誰も何か秘密を抱えていた―――。主人公の四月一日と”東の魔女”である佑子、この二人の物語であると私は思います。
    暗く優美な独特の雰囲気、怪しく不思議な世界観、そして時に悲しく重い話の数々。まさに一度読んでしまうと”中毒”になってしまう雰囲気の作品かと。
    ただ、後半から同作者の作品「ツバサ」とリンクしており、そちらも読んでいないと少々本質をわかりかねない部分も出てきます。その点においては難しい作品かもしれません。
    とにもかくにも、CLAMP先生のワールドが全開だと思います。
    「対価を。」

  • 和風黒髪の妖艶なおねいさま、侑子さんがステキ過ぎます。こんな方になら我儘、傍若無人も笑って耐えられる…かも。四月一日は最初、迷惑そうにしていても、後になってみるとこの出逢いは彼女の口にする「必然」であったと。そして侑子さんとの出逢いで変わり始めたのは四月一日だけではなく自分もです。おねいさん趣味が炸裂して侑子さんホリックになっていったのもですね(笑 けれど心霊系こわい病は治らないなー。

  • なにゆえ今まで放置していたのか。
    面白くて仕方ない。
    さらにそれ以前から食わず嫌いをしていたほうも読んでやるー。

  • 劇場版やTVアニメシリーズにもなったCLAMPの"×××HOLiC"の第1巻。同時に連載されていた"ツバサ"の世界観とリンクした作品でした。この世界観は何度読んでも惹かれるものがあります。普通に描いたら、人の業とかそういうのが話の中心になるので、かなり重い話になってしまうところを、侑子さんと四月一日の掛け合い漫才とマルとモロの茶化しよってだいぶ中和されている感じです。この作品に出会ったのも偶然ではなく侑子さん流に言えば、"この世には偶然なんてないわ。あるのは、必然だけ。"

  • 言葉なんて必要ありません。

  • 舞台を見てお話が面白かったので読んでみた。
    舞台も妖艶な魅力が素晴らしかったが
    漫画もやはり絵がとても美しくて魅力的。
    現実なら困惑するだろうが、
    当然のように振り回してくる侑子さんに惹き込まれてしまう。
    四月一日くんが文句を言いつつもテキパキ働くのも面白いし
    マルモロも滅茶苦茶なのだが可愛い。

    癖は自分で気がつくのは難しい気がしてしまう。
    周囲の方が気づくのは容易いし、指摘してあげても
    良いのではとは思うのだが
    それだと反感を覚えて直せないということもあると思う。
    それに、嘘をついてばれて色んな物を失っても
    全てがどうでも良いのなら、当然直せない癖だろう。

    なにかをやるのもやめるのも成し遂げるという意味では同じ。
    成る程なぁと思う。
    人は自分との約束は軽視しがちな気がする。

    正直時代的なネタや他の漫画のことはよくわからないが
    わからないなりに読むことは出来る範囲だった。

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