- Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063347852
作品紹介・あらすじ
幼い時に母を亡くし、父と二人暮らしの平勝平太(通称カペタ)は、父の前では気丈に振舞っているものの、なんとなく物足りない日々を過ごしていた。そんなある日、父が捨てられた材料から手作りのカートを作り、与える。その“カート”がカペタの運命を大きく変える!!
感想・レビュー・書評
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「作家買い」ができる唯一の漫画家。
主人公の才能を目の当たりにできる、あのゾクゾクとした興奮を描けるのは曽田正人しかいないと私は思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
⭐︎4.5
全32巻、読書済み。
努力する天才は強い。 自動車レースには全然詳しくないし、詳しくないけど結構ありえない内容なんだろうなと思う部分もあるんだけど、それでもレースのギリギリの緊張感やタイムを更新していくところとかが、読んでいて気持ちよくて、途中で止めれず一気読みした。 もっと、少し続きが読みたいのだけど、F1行かずに終わってしまったなー。 -
あつい!あついぞ!
昴でみたことあるように、曽田先生の画はあつい!その時の空気、息づかいがつたわってくるよう。
今回の題材はモータースポーツ。バレエとはまた違った点で、チームや努力があらわになっていきそう。どうなっていくのかものすごくたのしみ! -
全完読破。後半のレースの連続は少しマンネリ化してたが、丁度いいタイミングで終わらせたんじゃないかと思うし、最後までぶっ通しで読ませられるだけの魅力がこの漫画にはあったと思う。
でも、やはり主人公のカペタが仲間と一緒にお金がない中、才能と努力でレース界に衝撃を与えていった前半がとても面白かった。なので、第三部以降(選手になって以降)で、今まで一緒に活躍してた仲間たちのシーンが急に減って、カペタのレースシーンにほぼ焦点が当たるようになったとき、物足りなさを感じたので★4つで。 -
曽田漫画は熱くて好き。
カペタの魅力に周りの大人達が夢中になるのがよかったです。
F1に上り詰めるまでの課程が見たかった気もしますが、カペタがライバルに追いつくまでのお話。
ノブとモナミの位置付けが最後の方、微妙だったのがちょっと残念。 -
☆☆☆★
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これでもか!っていうぐらい試練を与えてスカッとする展開。
純粋で屈強な主人公を書かせたらこの人の右にでるものいないじゃないかと思う。
5巻まで幼少期編。カートレース熱かったです。主人公の悔しい顔は印象的。 -
本当に200ページあるの?と思うくらい、あっという間に読まされてしまう。絵はちょっと特徴的な太い力のある線で構成されていて、一見ざっと描いたように見えて実に上手い。この先どうなっていくのか、「天の声」で先を予想させつつも盛り上げていくのもいい。先が楽しみだなぁ。
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曽田正人のレースマンガ。もうそれだけで説明はいらん気がするw
彼はハートを描くのが素晴らしくうまい。どんな作品を描かせても、読者はきっとそれを期待して買うだろう。それくらい彼の作品は、ハートを描き出す。無駄に熱いマンガはいっぱいあるが、熱いからハートを描けているかというとノーだ。むしろ、熱いだけのマンガは中身がない。表現の熱さだけではなく、読んでるものを熱くさせてくれるから、希少だ。
俺は昔熱いマンガが好きで読んでいたが、何度も繰り返し読んでいると、ドンドン熱が冷めていくことに気付いた。なぜこんなにつまらなくなっていくのか考えていたが、やっと分かった。ただ熱いだけのマンガには「熱い根拠」が描いていないのだ。石渡治の作品とかが顕著なんだが、キャラががんばったり、成果を上げている様子を見て、感情移入できないのだ。勢いで読んでると熱くなれるが、素に戻って読んでいると「こいつ、あほか」と突っ込んでしまう。
曽田正人の作品にはそれがない。素で読むとむしろ共感できてしまうくらい感情表現が自然だ。どんな読者も経験したことがあるだろうと思わせる感情の表し方をする。だから、いつ読んでもおもしろい。
capetaが強すぎて、F1に乗る未来が見えてしまうとつまらなくなるから、その前に止めたような感じだな。多少詰め込んだ感が残るが、良作だ。 -
レーシングカートの話。