- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063348972
感想・レビュー・書評
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なかなか皮肉が効いてて面白い。座席の端っこに座りたいとかネトゲのマナー最悪の奴とか。出てくる妖怪は結構不気味というか気持ち悪いのが多いよね。ていうかこれ妖怪なの!?っていうのとか結構いる。
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何故か解説が続いているが。
柳田先生通りあらゆるところに怪異がいる世界。もちろん力業で解決。すご。 -
「俺があの世界にいればこの鉄拳でローラを救ってやれるのに!」 おお、こんなところに『月光条例』の原型が!(うがちすぎ) まあさかのぼれば『ドラえもん』の「絵本入りこみぐつ」とかいろいろあったと思いますが、全編が突飛なようでいて意外と「あるある」な導入を描いているのがこの作品だ。
かわいそうなお話をなんとかしてやりたいという気持ち、牛丼屋でガンつけあう高校生、飼い犬と会話したい願望、生徒指導の持ち物チェック、都会の迷いザル、なんとなく電車の席では端っこに座りたい感覚……。
1巻あとがき漫画で川原で遊ぶ人々を見て「彼ら一人一人に人生という物語がある/この世にはこんなに物語が存在するのだ……!!/〜/それだけあるなら物語(ネタ)が思いつかないワケがない」と感じたと語っていたは案外心からの真実なのかもしれない。
こういう些細だが確かに実感のある話から、それを妖怪のしわざに強引にからめてなんの教訓もないメチャクチャな(ほめてます)ストーリーに繋げてしまうナンセンスギャグぶりがたまらない。導入は作者にとってただのネタフリでしかないのか、それともこの導入あってのメチャクチャなのか……。
もともと妖怪とは社会に根ざしたもので、当時の理屈では説明のつかない現象や感覚に妖怪という形態を与えたものだと民俗学はいう。その意味、この物語は正しい現代の妖怪譚と言えるかもしれない。
巻末の多田克己氏の解説(誰だよ、こんなキャスティング考えたの!)の秋葉原論はいくらなんでもうがちすぎな気がするが、「何を考えてこんなバカ話(いい意味)を描けるのか」という巨大な疑問の前では、そういう計算が作者にあってもおかしくはないとも思えてしまうのだった。 -
\105
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るかもえ<BR>
これはおもろい。近年のスマッシュヒット