賭博破戒録カイジ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063369106

感想・レビュー・書評

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  • 班長からビールもらってから、二日続けて豪遊するまでのくだりが一番面白いと思うんだ。

  • チンチロやパチンコで駆け引きや心理戦を描けるのかと思いきや、そこはカイジシリーズ、心理の盲点をついた裏技的なネタや細工で運否天賦の単純ギャンブルを超えた展開を見せてくれる。【全巻読了】

  • 黙示録カイジの続編。船で失敗し900万近くの借金から逃げ回っていたカイジは帝愛に捕縛され地下の強制労働に従事させられる。
    後にカイジを捕まえた遠藤さんもヤバい状況になるのはなんとも皮肉だが…
    地下施設はまさに刑務所。唯一の違いは借金を完済し終えるまで出られないことと、地下通貨ペリカが流通していること。
    毎月の給料も買い物も全てペリカを介しているのが面白い。カイジは日々の労務の苦しさから浪費の罠にはまってしまうのだ。

  • 全巻読了

  • カイジ初読み。カイジと言えば、アニメで限定ジャンケン編と鉄骨渡り編を観たことがある。耳がどうなったのか気になっていた。手術でくっつけることができたのかなと少し安心。気づけばあっという間に地下労働という過酷な環境に。本巻ではハンチョウはいい人に見える。アニメの『ハンチョウ』のイメージからも抜け目のないが悪い人の印象はなかった。カイジの敵になっていくのかな。敵になるとしても、不可抗力で対立してしまうというくらいの立ち位置でいてほしい。

  • 〜13巻:2016-04-01

  • 続きが読みたいような、読みたくないような。

  • 前回からの借金を引き継ぎ、不敵な面で遠藤の前に現れたカイジ。
    悪の上前をはねるような悪党になったのか?と思いきや、あっさりと地獄に落とされてしまう。
    そこは地下の強制労働所。
    劣悪な環境で一日中働き、日当はたった350円!
    プライベートも快楽もない暮らし。
    そこでの唯一の楽しみは食べる事。
    それは薄給の人間の上前をはねる高額な物。
    一杯のビールが500円!

    金を貯めて一日の外出券を手にしようと一瞬は決意するカイジだったが、目の前の快楽には抗えない。
    泥沼にはまっていくカイジにさらに魔の手が・・・。
    それは博打への誘い。
    特殊なルールのチンチロリン。
    胡散臭いニオイがプンプン漂うそのギャンブルに挑むカイジだったが-。

    相変らず、読んでいてヒリヒリくる。
    人間の本能というものをむき出しに描いていて、そこに時々はさむ作者の言葉がグッとくる。
    メチャクチャ深い!
    心の語録集に刻んでおきたいと思う。

    これは地下の強制労働所という特殊な場所の話だけど、地上の暮らしに置き換えて見る事ができる。
    搾取する者と搾取される者。
    利用する者と利用される者。
    世の中にはその2種類しかない。
    そしてそれに気づきながらも目の前の快楽で自分をごまかし生きる。
    そんな人間に一発逆転の目はあるのか!

  • すばらしい

  • 俺の命は500ペリカだ!

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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