賭博破戒録カイジ(3) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063369601

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  • 各話のタイトルが漢字二文字で各話の内容を表しているのが秀逸。限定ジャンケンのときも思ったけれど、45組から信頼を勝ち得てまとめる才はさすが。石田親子でエスポワール、鉄骨渡りとつながる。石田息子は今後どのくらい関わってくるのか。前巻まではハンチョウに追い詰められていたカイジだけれど、カイジの反撃開始。ハンチョウのを追い詰められるのか。

  • 特殊チンチロの餌食となり、まんまと金をむしり取られたカイジが反撃を開始する。
    2巻でチンチロのカラクリに気づいたカイジ。
    そこで仲間と徒党を組み、協力して金を貯める。
    その間には、班長らの陰湿なイジメや嫌がらせが・・・。
    そして、この巻では、この前シリーズで知り合った石田さんの息子さんと知り合う。
    その息子というのが親父に顔は似ているものの、性格は全く違う人間。
    自分がこんな所に堕ちているのは全て周囲のせいだと思っている。
    そんなヤツにカイジはすぐ見切りをつけるが、彼はその後自分を罵倒したカイジを観察する。
    その第三者から見た目でこの3巻は時折描かれているのが特徴。

    劣悪な条件下での労働だけでも厳しいのに、それに加えてイジメ。
    普通なら読むのが嫌になるくらい過酷なマンガ。
    だけど、このマンガはそんな中でどこか面白みがある。

    例えば、巻頭でカイジが仲間を募る場面。
    皆最初は躊躇する。
    お金があんまりないんだけど・・・とか。
    そんな時、
    「わし今年の12月で・・・42になるんだけど・・・」
    というのにカイジが
    「関係ねえっ・・・!」
    と叫ぶ場面。
    思わず吹き出しそうになった。
    そういうちょっとした力の抜きどころをつくっているのがうまいな~と思う。

    この巻では、一人では頑張りきれない事も、仲間と力を合わせたら乗り切れる事もあるっていう事を感じた。

  • 45組の運命やいかに?

  • 福本伸行

  • 地下生活の厳しさ、班長のカイジへのイジメ等、反撃の日に向け耐え忍ぶ45組。
    Tボーンステーキがあんなことになるとは…
    そしてついに地下チンチロの反撃が開始。50万ペリカ賭けのシーンのカイジは超カッコいい。

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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