- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063378511
作品紹介・あらすじ
『クマのプー太郎』などの作品で、‘80年代の「不条理ギャグブーム」を牽引してきた漫画家・中川いさみ。デビュー30年を迎えたベテラン作家が目指すのは、ストーリー漫画家としての再デビュー。今年で五十ウン歳、「天命を知った」男がモガき、モダえるさまを追った完全ドキュメント漫画がはじまった!! そんな男を指導するため、大友克洋、松本大洋、ちばてつや、弘兼憲史、諸星大二郎など、そうそうたるメンツが大集結!
感想・レビュー・書評
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企画自体の発想が面白いですね。第一線でマンガを描いている人にインタビューをしており、プロの考えの一端が分かったような気がしました。
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マンガ家さんの、マンガ家さんへのインタビューマンガw。
マンガ家さんへのインタビューというのは最近いろいろありますが、
現役のマンガ家である中川いさみさんが、自分のステップアップのために
同業のマンガ家さんにアドバイスを聞いて回るというコンセプトが斬新。
中川さんももう50代半ばだそうですから、すごいことだと思います。
ジャンルが違うとは言え、同業ならではの「言えないこと」
「言いたくない事」もいろいろありそうですし…(^^;。
中川さんが見事に描き上げられたストーリーマンガを拝読したいです! -
「漫画ってあんまり意外性を追求してはいけないんです」
「本当にあった話をだいたい、ちょっとこー⋯、「つまらなくしていく」ってゆーことが多いですね。わーっておぼえてることってけっこー漫画にしちゃうと、漫画っぽすぎるんですよ」
「「死」は人間にとって最大のイベントですからね」
「自身が転写されて完全にその人の根幹が写っていながら現実ともわたり合っているのがうまいと思う絵ですね」 -
大物漫画家達に取材してレクチャーを受ける本。ただインタビューで終わるのではなく最後は作品として残しているのが良い。
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各著名漫画家の創作姿勢が伺えて面白いのですが、中川いさみの面白さは出ていません。同じ企画ならニコルソンの方が密度も熱量も高い。
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ギャグマンガ家中川いさみ氏がストーリーマンガを描くまで?
いろんな人たち(ストーリーマンガ家とは限らない)に聞いたストーリーマンガの描き方が面白くてためになる。何人の方の話が出るのか。そしてどんな話ができるのかな。