- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063404456
感想・レビュー・書評
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2023年3月13日
・三宅香帆さんの、「ジェイン・オースティン著、イギリス文学の『傲慢と偏見』を読んだ方におすすめする次の本」。
「海野なつみ先生は現代のオースティンだと思っています」
(『人生を狂わす名著50』三宅香帆著 ライツ社 の紹介より)
内容:
「わたしたちは、秘密の恋をしている。姉と弟の危うい恋愛を描いた「イノセント・インセスト」ほか、3編を収録。高校生たちの恋愛模様を繊細なタッチで描く
海野 つなみ(ウミノ ツナミ)
8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ全体としての評価。
短編や連作が続くシリーズなのだが、数人のキーパーソンが出てくる。
最終巻で彼等の結末まで辿り着いた時には感無量。
一作一作としてはある程度玉石混合。
でも、基本的には短編なので『逃げ恥』ほどくどくはなく、読みやすい。
個人的には自分の中の女性らしさを認められず、ガサツなクラスメートの男子に反発し続ける女の子の話が一番好きだった。
話を重ねるごとに成長し変化していく二人の関係にドキドキした。 -
逃げ恥からの海野さん漫画2作目がこちら
うーん
逃げ恥のあとがきでもご本人が書いてたけど、やはり反響ある作品描いてたのね……純粋な恋愛漫画よりこういった作風が多いんでしょうか
2作目だから知らないんだけども
わたしは自由恋愛主義者だと自分のことを思ってたけれど、これ全部読んで偏屈で差別的な人間かもな、と今更思ったわ← -
知り合いから薦められた本書。1巻しか読んでいないので、早計だが、高校生の先輩・後輩、同級生、女・女、男・男の友情の入り交じった恋愛模様。吉田秋生の名作「ラヴァーズ・キス」と同じじゃん(そして、ラヴァーズ・キスの方が遥かに素晴らしい)、としか、思えなかった。。。多分、2巻以降は読まない。。
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よく出来ている。力強さを感じる。
人と人が、毎回ちがう角度から描かれている。だからみんな主役。それが銀河系のようにつながっている。不思議。
少女漫画を読んで唸ったのは久しぶり。 -
海野つなみの数少ない長編漫画の1つ。県立相良第二高校を舞台とした1話完結型の恋愛オムニバスであり、主人公は各話毎に異なっている。講談社の「Kiss」系の雑誌で不定期連載されており、現在は休載中。コミックスは6巻まで刊行されている。
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吉田秋生先生のラヴァーズキス思い出した…
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何年か前からゆったり集めていた本。
今年初め頃ようやく全巻揃え終わりました。
人の心の機微に大変敏感な作者さんだなと。
登場人物が紡ぐ言葉に見透かされたような気がしてたまにドキリとします。
一巻を買ったときは何の気なしに、大した期待もせずに…でしたが、
今では自分の中でとても大好きで大事な本達となっております。