本屋の森のあかり(1) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
3.48
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本棚登録 : 1208
感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063406535

作品紹介・あらすじ

本屋の森で、会いましょう。本好きなら誰もが心弾む本屋さん。そこに、やさしくて博識なメガネ男子と、クールなメガネ王子がいたら……!?大好きな本の森で、個性あふれる書店員さんといっしょに新米スタッフあかりは、どんな物語を織りなすの――?

感想・レビュー・書評

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  • 本好きなので本屋さんの雰囲気が味わえてそれだけでも楽しい。
    新しい職場で頑張って働く主人公。本屋さんって細々した仕事いっぱいあって大変なんですね~。
    でもやりがいあって楽しそう。
    副店長に本読んで欲しいですね~。

  • 本屋さんが舞台のコミックスっ!ということで興味を惹かれて買いました。

    1話1話が「マザーグース」や「いばら姫」「デイヴィッド・コッパーフィールド」
    などの本になぞらえたストーリーになっていて、
    優しくのんびりとした全体の雰囲気がありつつ、魅力的な
    キャラクターたちが悩んだり苦しんだり、分かりあったり、成長したり。

    中でも宮沢賢治さんの詩集になぞらえたお話が
    すごく描写もステキでお気に入りです[*Ü*]

    本屋さんのお仕事の大変さが垣間見れたりするのも
    本好きにはたまらない点でした。
    副店長の杜三さんがメガネ男子で優しくて天然でステキだし[*´▽`*]
    ツンな部分がある人が苦手なので、緑くんより断然、杜三さん派です♡[笑]
    でも、ここから少しずつ見られそうな緑くんの内側と変化も楽しみ☆

    ますます本屋さんを開きたい願望が!

  • 「あかり」って、明かりって意味じゃなくて、主人公の女の子の名前だったとは!w
    タイトル通り本屋さんのお話。天然な主人公あかり、ラテンな店長、本の虫の副店長をはじめ、個性ある店員たちの日々の話。
    1巻ではキャラクターを出揃えたって感じ。これでもかってくらい紋切りなキャラばかりだけど逆に読んでいて安心。ちょっと気になるのは店全体がなんだか高校の部活動みたいなノリなところ。
    でもまあこれから巻を重なるごとにあかりや周囲が成長していくのかなあと思うと楽しみ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「これから巻を重なるごとに」予感をさせる作品なんだ。
      本屋さんや図書館が舞台の本は、近々読む予定でいるのですが、、、GWには少しは読みたい。...
      「これから巻を重なるごとに」予感をさせる作品なんだ。
      本屋さんや図書館が舞台の本は、近々読む予定でいるのですが、、、GWには少しは読みたい。しかし、どれにするか迷ってしまってます。
      2012/04/05
  • 全体的にほのぼのというより
    のっぺり(?)した感じだから、
    最初の数ページで判断する人には
    向いてないかも・・・です。
    何冊か読んで良くなってくる感じ。

    本屋の裏側を知って興味を持ったし、
    副題の本も読みたくなって
    昨今の活字離れにはイイ刺激じゃないかな?

  • 本が好きで本屋で働きたいっておかしいのかな

    *****

    地方の支店から東京にある本店へと転勤が決まった高野あかり。
    穏やかメガネ男子の副店長、同期の性悪メガネ男子、ベストセラーを見出す達人…個性的なスタッフのいる店舗。
    今までとは違う規模、雰囲気に戸惑うあかりは…。

    ”本屋を愛するすべての人へ”なんて帯の背表紙部分に書いてあると、手に取っちゃう。
    帯は久世番子さん。
    『暴れん坊本屋さん』は話題作。
    しかし、『暴れん坊~』よりも、書店の”業務”について、突っ込んだ、というか細かい話が載っている…と、ちょっと感じてしまった私。
    この『本屋の森のあかり』作者の磯谷友紀さんは書店で働いたことはなく、取材からこのお話を描いた、そして、久世番子さんは現役書店員。
    多分、久世さんの方がギャグ要素も強く、一般のひとでも分かりやすい範囲で、自分の身の回りのこと、というか人々や珍事件を描いたエッセイコミック的な作品だからかなと。
    内側にいる分、色々と描けないこともあるだろうし、こんなこと言っても愚痴や読み手にとって、”面白くない話”になる?という懸念があったのかも。

    取次(問屋さん)の話、万引きの話、勿論、そういった事柄は身近ではあるのだけれど、あかりが支店と本店で初回配本数(発売日当日に入ってくる新刊の冊数…お店の規模や売り上げにより数が決まってくる)があまりに違って、驚くことや作家さん直々に頼まれて、ついついたくさん(お店で置く分を)注文してしまうところとか…。
    磯谷さんは本屋さんで働く人々の物語を完全に外側から描いている分、広い目で色んなところを取材してきたことからうまく切り取ることができているのではないかと思った。
    それだけきちんと調べてくれてるのではないでしょうか。
    勿論、現実より多少?脚色されているところはあるだろうけれど、それはあくまでも”フィクション”なので。

    そういう”書店”という要素をのぞいて考えると、ちょっとストーリー展開は物足りない感がある。
    一話一話に何かの本を登場させる手法は様々な漫画を毎回登場させる『金魚屋古書店』を思い出した。
    個性的なキャラクターが出てくるのは出てくるけれど、もっと特異性をプッシュしてもいいのでは?と思ったり。
    少し、地味な印象。

    (この作品を読んだ当時)主人公と同業者、しかも、キャリアもほぼ同じくらい、彼女が出くわす問題も経験あるものであったりとどうしても共感ができる作品。
    ただ、なるべく、本屋以外の人間が読んでも楽しめるお話であって欲しい、と思う。

    あかりのキャラクターは好き。
    彼女の個性のひとつ、三河弁が出るポイントがもひとつ掴めていないんだけれど、真っ直ぐで”本が好き”、好奇心旺盛なところに好感が持てる。
    「頑張ってるだけでどうにかなると思ってるあたりが甘いよね」というイジワルキャラの緑の言葉が身に刺さりつつ、私もあかりに負けないくらいに成長してゆきたい。
    「一度頑張ろうと決めたことなんだから」、ね。

  • 絵がもう少し綺麗だったら…あと、情報が多くて読みづらい。個人的におっちょこちょいな女の子があまり得意じゃないからか、共感しづらかった

  • 再読ー。読みにく。

  • TSUTAYAで借りてきて全巻読みました。本屋が舞台のお話。本屋での仕事内容を知れて面白かったし、1話ごとに本の題名がついていて、その本の内容とリンクしたストーリーになっているのも、よかった。この漫画読むと無性に本が読みたくなる。読みたい本が増える。
    恋愛漫画としては、展開がゆっくり。よく言えば丁寧なんだけど、なかなか進展しない恋に、もう!てなる。
    本好き、本屋好きの人は楽しめると思う。

  • 安かったので5巻までまとめ買い。
    割と淡々としてる物語に、年齢よりも子供っぽい主人公がちょっと共感しにくい。
    一般的な少女漫画ならこうくるんだろうなぁという展開に発展しなかったりするので、恋愛よりも本屋での仕事がメインな漫画だと思えば面白いです。

  • 202201/本屋が舞台ということで期待して読んでみたけど、私にはあわず1巻で脱落。主人公の人との距離感や挙動(同僚の家で勝手に部屋に入ったりとか、実在の同僚や副店長でBL妄想するノリとか)が苦手なタイプなので無理だった。先に読んだ同作者による「ながたんと青と」は面白かったのでこっちは好みにあわず残念。

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著者プロフィール

2004年Kissストーリーマンガ大賞で入選、翌年『スノウフル』でデビュー。
『本屋の森のあかり』(全12巻)が初連載になる。
その他の著作に『海とドリトル』(全4巻)、『屋根裏の魔女』(以上、講談社)、『恋と病熱』(秋田書店)、『王女の条件』(全3巻、白泉社)、『あかねのハネ』(連載中、小学館)など。
趣味は食べること、と旅行。マヨネーズとトマトが好き。8月22日生まれの獅子座。

「2023年 『ながたんと青と-いちかの料理帖-(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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