キス&ネバークライ(11)<完> (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
3.83
  • (18)
  • (26)
  • (27)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 274
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063408690

作品紹介・あらすじ

ドラマティック・アイスダンスワールド、開幕!! 大人気モデル田中美保ちゃんもオススメ!「……恋愛、ミステリー、スポーツ、私の好きな要素たっぷりです。」

オリンピックと続く世界選手権で好成績を残し、アマチュアを引退したみちると晶。「チームみちる」は解散し、皆それぞれの道を歩んでいたが、再結成の話が舞い込み…? さらに結婚する仲間もいる中、進展しないみちると礼音の関係は? ついにグランドフィナーレ!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一気読み。

    君ぺが大好きで読みました。やっぱり小川先生の作品、好きだなぁと思いました。はい。基本的には大好きなんです。
    フィギュアとか、モモが割と重要キャラで大人になって出てきたりとか。
    しかし、ここまで重い過去、特に子どもに関する事は、なかなか今の自分には苦しかった。
    だからこそ、どうなるのか、救われるのか気になって先を読まずにはいられなかった部分もあるし、それでも最後まで読ませる小川先生の力も凄いと思う。

    ままならない現実も描きながら、漫画としての希望やギャグ的緩急が巧みで、足掻く登場人物たちに感情移入して楽しめる作品を描かれるという印象なのですが、本作品のままならない現実は、今の自分には重かった。
    この作品に救われる方も沢山居ると思う。

    ドミがとても好き。痛みをのりこえて強く優しくなった人たち。
    過去に辛い事を経験したらずっと泣いて過ごさなければならないのか?という問いかけがとてつもなく心に残りました。

    受けた傷は無かったことにできないけれど、それでもそれぞれが前を向けるようになって(ユナとか出てきた時、本当にこれ以上やめてくれとキレそうになったが)そういう終わりにしてくれて、本当によかった。

    みちるがすぐレオンとヒカルの写真撮るの、かわいかった。

  • ついに完結。晶のモヤモヤした思いも救われたし、みちるとレオンも、そしてみんなも幸せになって、いい終わり方だった。ますますアイスダンスに注目したい!

  • みんな収まるところに収まる、ハッピーエンドで良かった!
    ヒロインが演技してる時以外表情がほとんど無くて、目も死んでるみたいでどうなの…と思っていましたが最後まで目は死んでたw
    あんな目に遭って、そう簡単に明るい性格や表情には変わらないですよね。

    色々な事件もあって、シリアスな展開も多かったけど、マリーの言い間違いなど笑えるところもあって好きでした。

    別のスケート漫画も描いているようですが、そっちも読んでみようか考え中。。

  • 現在(期間限定だろうけど)三巻分の電子書籍が無料キャンペーン中みたいで
    某所で無料分を読んだ上で
    Kindleを一気買い。

    (某所でも書いたけど)
    男女シングルにわかファンだった私は
    フィギュアスケートのストーリーものにはあまり手を出さずにきたんです。
    でも、アイスダンスの話だし
    無料分を読んだら続きが気になってしまい……という感じ。

    最後まで晶(ひかる)の名前を
    すんなり読むことが出来ず、
    近年BS12の再放送で観た昔のドラマ
    「ありがとう」第一シリーズで
    チータ(水前寺清子さん)が演じた
    四方光(よもひかる)の「た」抜きだなと思い
    「あんたは確か、チータのえーと……よ、よもやまばなしのよも……えーと」
    て感じで、役に立ってません。
    つい、今でも「あきら」と読んじゃいます。

    この最終巻のシーズン、実際のシーズンをテレビ観戦していたので
    東京ワールドの件も納得。
    実在の選手達と印象がリンクしたり
    そこら辺も楽しく読みました。
    (新戸弟も、某C君とリンクしたり(笑))

    書きたいことは山ほどあるのですが
    長すぎても何なので、とにかく楽しく読みましたと繰り返し述べて、締めます。

  • 3巻まではヒロイン苦手だったけど、盛り返してだんだん面白くなっていきました。そうして読むとデッサンがやっぱ綺麗だな~と思える余裕が出てきて相乗効果バリバリでした。想い人と氷上のパートナーとを切り分けた晶さんのシーンが印象的。みちると晶の関係もだけど、礼音くんが当て馬の子と肉体関係あったのには違和感でしたが、みちるとは簡単にそうならなくて丁寧に終わってよかった。

  • フィギュアスケート好きすぎて買った。確か買う前にちらりとテレビで取り上げられてた記憶があって、絵が綺麗だなーと思ったのも買う決め手。
    これ読んで、どんどん面白さに引き込まれて言って、この作家さんが好きになった^^(きみはペットの作者さんです)
    フィギュアスケートのルールなんかについても詳しく描かれているし、何より絵が上手いからきちんとスケートが描かれている点がファンとしては嬉しい。他にもフィギュアスケートを題材にした漫画を見たことがあるけど、やはり絵が上手な人が描かなければ「一体なんのポーズしてるの?」状態なので、この漫画ではその心配は全くありません笑
    ストーリーも、ただスケートを頑張る主人公、っていうだけではなくて、深いドラマがあってドキドキしながら読むことが出来ます!

  • 大団円

  • 一気に買おうと思ったらなぜか近くの本屋にはどこも9巻がなくて、我慢できなくて最後まで読んでしまった。気になる。注文してこねば。

  • 本当にありそうなストーリーに思えて
    ぐいぐい読んでしまいました。

    スケートのポージングも美しくて
    小川さんは本当に絵がうまいと思いました。
    当たり前かもしれませんが、数ある漫画家さんの中でも
    上手な人と、そうでない人はいて
    小川さんは間違いなく前者ですね。

    ずっと読み続けたい作家さんです。

  • レンタルで読了。

    番外編というか本編の後日談というか。
    普通に楽しく読めましたが、取り立ててここが (・∀・)イイ!!
    とかそういうのは無かったかな。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

12月1日生まれ。神奈川県出身。1994年、講談社「mimi&Kiss秋の新人まんが賞」に入選、同年12月の「Kiss」本誌にて『素顔にキスして』でデビュー。代表作の『きみはペット』は2003年、小雪、松本潤主演でドラマ化され、同年、第27回講談社漫画賞受賞。累計400万部を超えるヒットとなった。現在は「Kiss」で『キス&ネバークライ』を、「月刊少年シリウス」で『BAROQUE ~バロック~』を連載している。

「2013年 『BAROQUE ~バロック~(6) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川彌生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×