- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063409093
作品紹介・あらすじ
自分と間違えて誘拐されたよし子を救うため、千世は一世一代の勝負を挑む。それは、新聞紙上で誘拐の様子を連載することだった…。「大正」という女が活躍しにくかった時代を、友情とアイディアとやる気で駆け抜けた少女たちの青春、ついにフィナーレ!
自分と間違えて誘拐されたよし子を救うため、千世は一世一代の勝負を挑む。それは、新聞紙上で誘拐の様子を連載することだった…。「大正」という女が活躍しにくかった時代を、友情とアイディアとやる気で駆け抜けた少女たちの青春、ついにフィナーレ!
感想・レビュー・書評
-
※全6巻の感想をまとめてこちらに。
巣籠お正月用に購入。
大正時代を舞台にした漫画の特集で見かけて以来、ずっと気になっていた作品。
でも私が最初に見たの、大正浪漫乙女チック全開(?)な2巻表紙だったので、まさか千世さんがこんな男前な少女だと思ってなかった…ていうか中身がギャグ満載だと思ってなかった…。笑
でも本筋は結構マジメな内容だったりする。
女性が今よりもっと生きづらかった時代を、友情とアイディアで切り開いた少女たちの物語。
女学生向けの新聞を作ろう、という着想がいい。そこから視野を広げて、読み書きできない人にも理解できるものがいいと工夫を重ねて…そうやって初めて、人の心に届くものが出来上がるんだなぁって、改めて気づかされたよ*
個人的には1巻の駆け落ち騒動のくだりと、あとはなんといっても千世さんの婚約者・卓磨坊ちゃんが好きだったわ。(あ、じいもね!笑)
いや~、だってあんないい男そうそういないでしょ。笑
千世さん全然気づいてないみたいだけど、感性で生きてるようでいて、その実きっと千世さんより優秀だよ彼は…たぶんだけどw
最後ちょっと駆け足な感じでまとめてたのが残念だったけど、全体通して、千世さんとよし子の成長と固い友情を感じられる素敵な作品だった☆彡詳細をみるコメント0件をすべて表示