逃げるは恥だが役に立つ(2) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063409208

作品紹介・あらすじ

津崎平匡(36歳)と森山みくり(25歳)は、どこにでもいそうな普通の夫婦。夫=雇用主、妻=従業員の契約結婚夫婦であるという点を除いては! 
万事うまく運んでいたふたりの生活だったが、津崎さんの会社の後輩・風見涼太(28歳)から「仮面夫婦」の疑いをかけられる…。さあ、どうする!? 
海野つなみ氏が現代の諸問題を絡めながら、ときにコミカルに、ときに鋭く描く話題作、第2弾!!

津崎平匡(36歳)と森山みくり(25歳)は、どこにでもいそうな普通の夫婦。夫=雇用主、妻=従業員の契約結婚夫婦であるという点を除いては! 万事うまく運んでいたふたりの生活だったが、津崎さんの会社の後輩・風見涼太(28歳)から「仮面夫婦」の疑いをかけられる…。さあ、どうする!? 海野つなみ氏が現代の諸問題を絡めながら、ときにコミカルに、ときに鋭く描く話題作、第2弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 雇用主と雇用者という関係からジワジワと互いを異性として意識するようになってきたところからの巻末の締めが良かった。ここからの展開が楽しみ。

  • 1巻よりも主役夫婦が可愛くなって来てる!特にみくりに翻弄される津崎さんが!
    みくりの使ったベッドで寝るシーンとか、極限状態で優しくされて、陥落しそうなところとか!
    でも、お互いの距離がじわじわ縮まりつつも、そう簡単に行かない所が面白い。
    みくりの妄想では、『ああ無職』(レ・ミゼのオン・マイ・オウンにのせて)が最高だった!

    結婚の話では、男は結婚すると今まで無かった誘いが増えて、女は逆に友達から誘われ難くなるっていうのは納得。
    本人達よりも、周りの態度が結構変わるんだよね、きっと。なので、総合して男性の方が結婚して得なことは多いのかもしれない。
    家事を奥さんに丸投げしている男性は、対価を支払ったら、もっと夫婦円満になるかもね。

  • 「会社のカフェテリア 食べかけの弁当
    周りは同僚 心は同僚」
    ーーー韻を踏んでどうする。

    で吹き出してしまいました(笑)
    その後の冷静なツッコミにも。
    なかなか色々考えさせられる漫画でした。ラストで風見の株が急降下。

  • ふだんの生活の中でなんとなくモヤっていたあれこれを、この著者ならではのフラットな目線で語ってくれていてる部分がとても好き。
    …断捨離って悪いことじゃないけど、ピンとこなかったんだー( ತಎತ)うふふ。
    私的サブタイトルは「海野つなみが斬る!」ですw

  • スピーディー。こうやって読むとドラマ版ってきちんと改編されてるんだなという印象。

    物質主義やグローバル化における仕事のあり方を考えるところは、ドラマでは多少カットされていたので新鮮。

    レミゼ(ああ無情)のオンマイオウンに乗せて、妄想ミュージカル「ああ無職」を上演するみくりがお気に入り。

  • いろんなイベントとトラブルを「契約」で乗り切っていくけど、わりとあっさりバレてる感…

  •  再読。

    平匡さんに表情が出てきて萌え感出てきたよ。

    風見とみくりが世界情勢や社会問題について話してるシーンが好き。当時から問題になっている事について、スムースに理解できるよう作家さんが入れ込んできている事に感心しちゃう。すごいなぁ。
    (200522)

  • 「一番好きなのは平匡さんですけどね」「浸透力がはんぱない」はテレビと違って、家でさらっと言う言葉だったんですね。

  • 雇用関係にある契約結婚の中で、みくりを意識し始める平匡が微笑ましい。ベッドの匂いのシーンは1巻のみくりと対比になっていて絶妙なシチュエーションだった。読んでる方からすると甘酸っぱいんだけど、本人からしたら「一番邪魔なのは自分の気持ち」となって、難しいよね。

    「何か困った時に自分ひとりで被って解決しようとしないでください 二人いるのですから二人で解決しましょう」と言われ、抱きつきたい気持ちを抑えるみくりも可愛かった。1巻は関係性の理屈的な側面が強かったけど、今回は夫婦関係の感情的な面がクローズアップされてきて楽しかった。しかし、そんな二人の契約結婚に気づいた風見と、彼からの提案は二人の関係性にかなりの変化をもたらしそうな気配。

    あと、みくりと風見の仕事のグローバル化についての話も印象深かった。グローバル化、機械化はもとより、今の社会で起きている感染症での失業や、取りざたされているベーシックインカムのことも含めて、これからの仕事の在り方や自分がしたい仕事について考えるいい機会になった。こういうレビュー自体を仕事にしたいとまでは考えていないけれど、何かを紹介したり橋渡しする仕事が好きになれそうだし向いてるのかもなと思った。

  • 百合ちゃん車持ってるんだ。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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