透明なゆりかご(2) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
4.11
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本棚登録 : 475
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063409697

作品紹介・あらすじ

分娩中の死亡事故。医師と看護師が取るべき対応は? 14歳の妊娠。産む、産まない? その決断は? 出産の付添い人・ドゥーラとは? 子供が嫌いな看護師・栗山さんが産婦人科医院に勤める理由は? 大反響を呼ぶ真実の産婦人科医院物語、早くも第2巻登場!!

分娩中の死亡事故。医師と看護師が取るべき対応は? 14歳の妊娠。産む、産まない? その決断は? 出産の付添い人・ドゥーラとは? 子供が嫌いな看護師・栗山さんが産婦人科医院に勤める理由は? 大反響を呼ぶ真実の産婦人科医院物語、早くも第2巻登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 2巻も話の雰囲気は同じ。 にしても妊娠というだけでこんなにもたくさんのドラマがあるんだなとしみじみ感じます。 この世の人は全員お母さんのお腹にいたことがあると思うとすごい不思議な感覚になる。
    14歳での出産や不妊治療、養子など詳しくは知らない世界が沢山あると感じる

  • 1は読んだ

  • ↓こちらのURLをクリックすると富山大学蔵書検索画面に飛び、所在を確認できます。
    https://opac.lib.u-toyama.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19641759

  • それぞれの年代でエピソードがあって興味深かった

  • 第2巻も産婦人科において作者が体験した妊娠・出産の厳しい現実のお話、7話。
    赤ちゃん誕生の明るく楽しい話ではなく、出産中の死亡事故、流産、虐待など、今回も読んでいて辛くなるものが多いが、そこから改めて妊娠・出産という奇跡、命の重さ、感謝の気持ちを感じられた。
    また、各お話の中で直接的に語ってはいないものの、不妊の原因は女性だと決めつける夫や、14歳の少女を弄び妊娠させ逃げた男、妻の産みたい気持ちを蔑む夫と息子など、命・人生をかけて出産、子育てに挑む女性と対照的な男性も描かれていて、憤りも感じた。

    そして、備忘録のために一文でまとめようとすると、タイトルとエピソードと結びのメッセージ・想いがいろいろあって全然まとまらないことに気づいた。だからちょっとずれてるかもしれないけど、記録としては残しておきたいと思う。
    【概要】
    ①出産中の死亡事故と残された赤ちゃんが救う命
    ②嫁を母親に変えた子からの愛情の贈り物
    ③流産の悲しみと向き合うこと、命の輝きを教えてくれたドゥーラ
    ④不機嫌な妊婦が抱えた孤独と人間不信
    ⑤14歳の妊婦が母になってわかった母親の我が子の幸せを願う気持ち
    ⑥母親の道具として生きてきた看護師が出産立ち会いで知った生きる意味
    ⑦養子選択で再び繋がった家族

  • ⑧産科危機。出産は病気ではないから「無事に生まれなかったら医者のせい」と考えがち。出産事故で母親がなくなった場合、訴訟を覚悟しなければならない…双生児をいきなり抱え、親戚にも引き取り手はなく途方にくれていた父親だったが赤ん坊の笑顔で明るくなれた/⑨初産指導。男性に原因があり、不妊治療を開始した途端、妊娠。「話がうますぎる、本当に俺の子か?」父になる不安の猜疑心への転化か?/⑩ドゥーラという、妊婦の付き添い役が海外ではある。流産した喪失感は女にしかわからない/⑪妊婦が不機嫌なのは訳があった。/⑫14歳の妊娠

  • レンタル

  • 楽しいだけじゃない、産科のいろんな出来事を知ることができて、考えさせられるコミック。

  • ドラマが話題になっていたが、予想外のイラスト。

    けれど、
    『コウノドリ』では奇麗な絵だと迫力が伝わり切れないかもしれないし
    今作では、書き込まれていない余白に色々と思いを乗せることができる。

    14歳で出産した子が、妊娠が発覚した時に母親が泣いていたのは 
    これから起こる沢山の苦難を思ってのことだ、という
    考え方に ナルホド、と。

    自分のこととか、世間体ではなく、愛する娘のこれからを思って。。。

    絵はシンプルなのに、本当扱う題材が生々しい、とすら感じる内容で
    けれど読みやすいから、未成年にもっと読んでほしいと思った。
    (最近こういう感想ばかり。。
    けれど、強烈に感じる事ができるのって年齢制限があると自分は思う。。)

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著者プロフィール

1979年、富山県生まれ。漫画家。『透明なゆりかこ』(講談社、既刊8巻)で第42回講談社漫画賞(少女部門)受賞。

「2020年 『父よ、あなたは…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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