ビタミン (講談社コミックス別冊フレンド)

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レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063412598

感想・レビュー・書評

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  • 「ライフ」のすえのぶけいこ先生の、初連載の作品で、テーマは「ライフ」と同じく「いじめ」。

    主人公の沙和子は、彼氏との関係から、クラスの周りの生徒たちから嫌がらせを受けるようになり、次第にそれはエスカレートしていく。

    先生は「昔はよくあったことだ。強くなれ。」と何も分かっていない。

    学校に行くことのできなった沙和子を親は、
    「学校にも行けないようじゃ社会に出てもやっていけない」「逃げてもなにも変わらない」と、追い詰める。

    ものすごく理不尽で、どうにもならない。
    それに救いもみあたらない。

    悔しくて、悔しくて、「明けない夜」が欲しくなる。

    人を傷つけても学校に行っている奴が勝ちだ。
    学校行かなくちゃ夢もみちゃいけない。

    沙和子にとって、そんなとき忘れかけていた「ビタミン」が「漫画を描くこと」だった・・・。


    作者の想いを丁寧に正面から訴えたリアルな作品で、読者の胸に重くのしかかってくるものがあった。


    同時に、思うこと学ぶこともいくつかあった。

    「逃げる」ということは、ほんとうは「逃げる」ことだろうか?

    むしろ「逃げる」ということが、ほんとうの意味で「戦う」ことになっているし、「逃げない」ことでもあることだってあるのではないだろうか。

    「逃げる」ことも立派な選択肢なのである。


    ひょっとしたら、人生にはこの漫画ほどまではいかないまでも、どうしようもできない理不尽で悔しいことはあるかもしれない。

    だけど、沙和子は自分のやりたい夢を見つけて、その道を貫くために動き出す。

    絶望に立たされたときも、「自分の好きなこと」を見つけ、それに向かって進んでいく姿勢が明日をつくっていくきっかけになる。

    でもやはり、人は誰かの支えがなければ生きてはいけない。
    最後に沙和子を支えたのは、はじめは理解を示してくれなかった家族の思いやりだった。

    「ライフ」でもそうだけど、歩も、この沙和子も強いね。

    思っても実際に行動できる人なんて、いろんなリスクとか恐れがあって本当は少ないはず。


    卒業式の日に、いじめたやつが「ごめん」と言って渡したノートを外にほおり投げ、
    もらった卒業証書をビリビリに破り捨てるシーン
    かっこいい!!

  • 当時、私は13歳で衝撃でした。
    さわこの強さとか、素直で正直な気持ちが伝わって子どもながらに感動しますよ!

  • もう内容はうっすらしか覚えていないけれど、中学で友達に借りたなぁ。

  • 現実ではこの主人公のように立ち直れない子たちもいっぱいいると思います。そういう意味では現実のほうがもっともっと厳しいはず。
    でも、一読の価値あり。

  • 読んだ時は衝撃的だった。当時の話題作というか問題作というか。

  • いじめがものすごいやつ。

  • BOOKOFFで。

  •  立ち読みで。同じ著者の『ライフ』を読んで、これにも手を出したのだと記憶している。
     いじめ。それは簡単に転ばされ、おとされ、おとしめ、あざけるもの。

  • ぼろ泣き

  • 衝撃的でした。いじめについて考えさせられた。

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