- Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063491135
感想・レビュー・書評
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赤い風車と恋愛税編(後編)。
愛する者を失い、時間とともに心を失い続けてきたボルス。その彼が憎んでいた時間を「風をうけ 黄昏に回る風車のように…人の想いもまた巡るのだ…消えるのではなく…時の風をうけ巡るのだ」と受け入れたシーンが印象深い。
自分の心が閉ざしていたヴィオレットの思い出にさよならを伝えられてよかった。
「今日の夕暮れ 赤い風車の下でお会いしましょう」
この招待状の味わい深さがすごいね。
アニゼットがジンに問いかけたあの質問。同じ言葉なのにここまで変わるのか!と。ドラマチックな展開が素晴らしい。
後半のel sur編もお気に入り。童話や絵本のような読み口に唸らされる。「樽なき酒の街」というフレーズも最高だけど、そこに根付く怪しげな商売「形見卸」「前世似顔描き」「古新聞配達」などの発想が面白い。
「サザン・コンフォートの王様!」って呼びかけが可愛らしくて好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
王ドロボウジンは言葉遊びもいいよね
設定の奇抜さも
読み終わったとき、ほんのり幸せになれるのも -
4巻と続けて読みたい!
サザンコンフォートのお話も、優しくて好きです。
なにげにアニメJINGの第七監獄編のDVDに、ドラマCDとしてついていましたね〜。KING〜の方で音声になったのはこれだけかな。 -
恋愛税の完結
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シリーズの中で一番表紙が好きな巻。
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一生バイブル!絵の緻密さもさることながら、高等すぎて通り過ぎてしまいそう(というより初見は通り過ぎがち)なオマージュのや言葉遊びやネタの数々は、尊敬通り越して、神です、ホント。大好き。
中でもこの赤い風車と恋愛税編が格別に好き。ロマンス好きにぴったり。 -
恋愛税の話が好きです。
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「人間とは実に不思議……だ。精巧に作られた記憶装置…より一個の雑音に心を開く…」――『赤い風車と恋愛税編』の後半部。
JINGシリーズでは、これが最高傑作なんじゃなかろうか、と思うところ。
extraSHOTも、また良い。4巻と一緒にどうぞ。 -
ごめんまだ未読(笑)。
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赤い風車と恋愛税・後編/JING:el sur