手塚治虫恐怖短編集(文庫版) (3) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2001年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784063600049

感想・レビュー・書評

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  • 体の中に原爆を埋め込まれて「人間核兵器」となった男の話。
    朝起きると世界が消滅して自分の部屋だけになっていた少年の話。
    など人間の愚かさが招く世界の消滅を描いた9話。

    私がこの本で一番印象に残ったのは、「熟れた星」というお話です。
    「熟れた」というのとは違うけど、私も今の世の中に同じような事を感じていて、それを何十年も前に既に予見していた手塚治虫はすごいと思いました。

  • 大人のおもちゃとして日本をかたどった精巧な
    ミニチュアが与えられて、
    そこには1億人のミニチュアの人間がいて、
    好きなことをいうと、その通りになる・・・
    という「巨人と玩具」は面白かったです。

  • そのまんま、世界が消滅するお話が何編か。

    まあ、今回は、ショート・ショートとしては、悪くないオチの話が多いです。今となっては、ネタがわれている感じもありますが。
    やっぱり、「恐怖」は、ないけれど。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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