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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784063600094
感想・レビュー・書評
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永井豪 夢野一子 岩明均 神崎将臣 田島昭宇 黒田硫黄 高寺彰彦 風忍
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「雷沼君!! デビルマンて知ってるか!? 」
黒田硫黄の書いている「ゼノンの立つ日」54ページのためだけに買う価値ありです。他の作家があくまでも「デビルマン」へのオマージュ作品にしかなっていないのに対し、原作をうろ覚えでも面白い、原作を細かく知ってれば倍面白い、完全に「黒田硫黄の漫画」として他を圧倒して屹立しております。
「デビルマン」のストーリーを全く歪めずに、完全に原作のタイムラインに沿って描いている。それでいながら完全に独立した作品にしてしまっているのはさすが。
最終コマの主人公の台詞、どこかのサイトで「このあと死んじゃう?」とか書かれてるのをみましたが、これは「大日本天狗党絵詞」の"師匠"のラストと同じ落とし方です。いや、これで主人公が殺されなかったら逆に「デビルマン」世界がどうなってしまうのだろうか、という可能性まで入れてるわけで、やっぱ黒田はすごい。必読。
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デビルマンを敬する漫画家たちのアンソロジー。なんといっても黒田硫黄、飛びぬけて素晴らしいです。
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永井豪のデビルマンを個性的な作家達がリスペクトするシリーズ<B>ネオデビルマン</B>。<BR>
その文庫版下巻です。<BR><BR>
特筆すべきはやはり<B>黒田硫黄</B>の描く<B>ゼノンの立つ日</B><BR><BR>
ソビエト軍がデーモンを殲滅するため自国内に水爆を落とし<BR>
人の体が怪物化して死ぬ奇病が世界中で流行していたあの頃のお話…<BR>
ついに大魔王ゼノンによる全人類への宣戦布告がなされデーモンによる総攻撃が始まった。<BR>
平和な日常は崩壊し東京は瓦礫の山と化す。<BR>
そんな中、一人の男が失ったものを取り戻した。混乱の中で離婚した元妻が死亡し、自分の下に別れた子供達が帰ってきたのだ。<BR>
男は有頂天だった、子供と愛人、そしてその弟を連れ戦乱を逃れるために北海道へと向かう、まるでピクニックにでも出かけるように。<BR>
知り合いの生物学者<B>雷沼教授</B>を頼りに北海道の生物研究所へと向かう男達。しかしそこは国が極秘に対デーモン研究をしている施設であった。<BR>
研究所敷地内の施設で暮らす都市部からの避難民、男もまた子供と愛人と共にそこで暮らすことになる…が<BR><BR>
ついに運命の日がやってきた…<BR><BR>そう、<B>デビルマン軍団</B>による生物研究所への襲撃の日が<BR><BR>
そして新たなデビルマンが誕生する<BR><BR><BR>
と、変な紹介だなや。<BR>黒田硫黄氏の漫画は元々好きだったんだがコレはもう最高。
アンソロジーの作品
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