あさきゆめみし(1) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月31日発売)
3.83
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本棚登録 : 1219
レビュー : 173
  • Amazon.co.jp ・マンガ (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600506

作品紹介・あらすじ

超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながらちゃんと読んだことがなかった「源氏物語」。
    紫式部が作者で平安時代に描かれた長編物語であることと
    主人公として登場する光源氏が類稀なプレイボーイである
    という事以外は、ほとんど何も知らない浅学菲才なもので
    一度読んでみなくてはと、大分前から現代語訳されている
    作家さん数名を候補にあげ実は、その中から一冊選び
    物語の第一帖である「桐壺」を読んでみたことがありました。

    現代語訳でしたからそれなりに分かりやすくはあったものの
    使われている専門用語などの一語一語を、知ったかぶりして
    読み流してしまうようなことはせず、辞書で調べながら
    丁寧にノートに書き写すなどして読み進めていきましたから
    なるほどまことによく理解できてとても嬉しくなったものでした。

    けれども「一帖」を読むだけでほぼ一日がかり。巻末には
    用語解説が添付されてはいたけれど、どうにも使い勝手が悪く
    時間がかかってばかりいたので、途中からはスマホを横に
    辞書検索する方がよほど短時間で済み楽になりました。
    それでも調べれば調べるほど奥へ奥へと深みにはまって
    結局時間はかかる一方。(笑)よりよく理解はできても
    これではなんだか勉強させられてるという感覚にも陥って
    心を動かして感情で物語を楽しむということができずに
    たった「一帖」で中断してしまっていたのでした。

    そこで「あさきゆめみし」。
    大和和紀さんのこの漫画版「源氏物語」も
    現代語訳版として読んでみたいと候補にあげていました。
    漫画から入ってみたらどうだろう....。

    結果オーライでした♪ のっけからす~っとすい吸い込まれるように
    源氏の君の世界へと入ってのめり込んで一巻(一~八帖)一気。
    以前用語を調べていたことが助けになったおかげもあって
    それほど難しい言葉に出会うこともなく、(時々枠外に注釈が
    ついていました)巻頭には登場人物の相関図と、顔つきの
    人物紹介も載せられていたので時々捲りながら楽しく読めました。

    源氏の君は単なるプレイボーイとは違う....

    光の君は3歳で母を亡くし、本当の母親の愛情というものを知らず
    9歳の時に迎えた継母は産みの母にそっくりの美しき14歳。
    二人はなか睦まじい継母子関係にはなるも、この年齢での
    二人の出会いに、あくまでも親子という間柄の感情だけで
    いなければならないなんて事が果たしてできましょうか...。
    引き裂かれれば余計引き寄せられるというものでしょうに。
    お互いに...。

    母性愛に飢えたままの少年は12歳で元服、結婚。
    そして誰もが羨むほどの美貌の持ち主であるというのも
    なんとも罪なものです。女性の方でもほっとかないですもの..。
    もう~紫式部さん、よくぞここまで作りあげてくださいましたね!(笑)

    このお方は...何人の女性と出会っても
    真実の愛というものを見つけられずに、もがき彷徨い
    翻弄し続けるのかな...。そんな気がしてなりませんでした。

  • ずっと読みたいと思っていた源氏物語の漫画版をやっと全巻読むことができました。美しい絵にきらびやかな、けれども悲しい物語にどっぷりとはまりました。
    それにしても女性というのは、かくも長い間弱く悲しい存在だったのだなと思いました。ごくごく最近になって女性が手に入れた、殿方に頼らずとも強く生きていける今の時代を心からありがたく思います。

  • 誰もが一度は通る道…とまでは言わないかもしれないけれど、大多数の人が読んだことあるのでは…?と秘かに思っている。

    私は百人一首を覚える目的で読んでみようと思ったのですが、大人になってふと読み返してみたくなり購入。
    俳句や川柳、落語…色々ありますが、私には百人一首がちょうどよいサイズで…好きなのだと思います。
    ちなみに、『あさきゆめみし』を読んでも句はあまり覚えられません(笑)

  • 漫画だからサクサク読めるかな‥‥と思っていたけど、意外とてこずった。登場人物が多いためか、誰が誰なのかが一見わからず前後の文脈から判断しなければならない。

    勝手なイメージで藤壺が初めての人かと思っていたけど、六条御息所に手解きを受けていた。六条御息所にしても源の典侍殿にしても、恥ずかしいと思いながらも若い男に入れあげてしまう熟女たちやイケメンにキャーキャー言って騒ぐ宮中で働く女達など時代は違っても今と変わらないなと感じた。

  • 連載が始まって初めての単行本が出た頃に読んで以来、30年以上の年月を経ての再読。当時は年増に見えた六条の御息所も今の私から見ればまだまだ若く、また当時に比べたら自分の中で日本文化への親しみや理解も深まっていて、1000年の昔にこのような文化的で優雅な暮らしがあったことに心底感嘆せずにはいられない気がした。昔はそれほど好きとは思えなかった葵の上がとても可愛らしくいじらしく思え、既に彼女の最期はわかっているが、もっと幸せになれたのにと不憫。当時はひたすら恐ろしかった六条の御息所の悲哀も胸に染みいた。

  • 最初は誰が誰やら掴むのに難儀したが、ハマれば面白い。当時の生活の描写もだいぶ先生は研究しているらしく、古文を読んでイマイチピンとこない受験生にもオススメ。

  • 面白くて一気に読了。

    ?藤壺と源氏か関係を持ったシーンは描かれていない?気になる。

  • 源氏物語(与謝野晶子版)を読んでいるので平行してスタート。やっぱマンガだとわかりやすい!ただ空蝉がなかった様な・・。

  • 最初は少女漫画風の作画に馴染めず読み辛かったですが、一巻を終えた時点では中々面白いストーリーだとは思います。
    源氏物語は子供時代に読んだ児童文学止まりですが、本格的な訳書を読む足がかりにと思っています。古典にありがちな、覚えづらい登場人物名がすんなりとイメージで頭に入ってくるのが漫画の長所だと思いました。
    ゆっくり読んでも春までには全巻読み終えたいです。

  • 源氏物語、原文ではよぅ読まんけど、漫画でならね。
    嫁さんの実家のダンボールからサルベージした「あさきゆめみし」だが、一巻だけ無かったので、ブックオフで購入。ようやく読み始められた。絵もストーリーの解釈も程よい感じ。多少話は端折られてるけどね。まぁ少女マンガなので、今のところ過激な表現もなし。いいんじゃない!?

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2020年 『はいからさんが通る 豪華愛蔵版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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