あさきゆめみし(2) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月31日発売)
3.76
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本棚登録 : 585
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・マンガ (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600513

作品紹介・あらすじ

超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!

感想・レビュー・書評

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  • 源氏はずいぶんと勝手な男だけど、それでも憎まれないのはやはり美しさ故?
    源氏と関わる女達は不思議と自立した女性が多い。その中にあって紫の上は自立しているとは言えない。美しさと共に幼さも男心をくすぐるものなのかもしれない。
    この巻に出てきた中では朧月夜が良かった。大胆で情熱的で一際素敵な女性と思えた。彼女の最後に下した選択も正しいと思う。相対して花散里もなごみ系で好感度高い。
    これまで懇意にしてきた親友の頭の中将に変化の兆しが‥‥この先どうなるのか楽しみ。

  • 夕霧の誕生と葵の上の死、紫の上との結婚、朧月夜との恋路、明石の方との出会いと姫の誕生、冷泉帝の即位、六条の御息所の死。盛りだくさんで波瀾万丈な巻。

  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  • 他の漫画と比べて、一冊当たりの情報量の多さ、密度の濃さに満足。

  • 明石の上の話まで。

  • 仮面夫婦状態が続いている最初の嫁(葵の上)との間に子が出来て嫁は死に、年上の愛人である「六条の御息所」と正式に別れ、少女同然の紫の上を犯して結婚。

    更には帝の女御(朧月夜)に手を出して明石に流刑。
    そこで更に「明石の上」と恋に堕ち、女子を孕ませる。
    右大臣の死亡や帝が目を患う等、父上の遺言に背いて源氏を追放した祟りがあるとかで、結局は京への帰還を許される。(3年の月日が経っている事になってます)
    最後は「六条の御息所」が死んで娘の「斎宮」を引き取るが、妻の紫の上と年が変わらないこの美しい女も実は抱きたくて仕方がない。

    400ページと単行本2巻分はあるので目まぐるしい展開で、登場人物もどんどん出てきては消えていきます。
    ただ第二巻で思ったのは、プレイボーイであるはずの光源氏の行動に「?」と感じるものが2つありました。

    1・身内である帝の女(朧月夜)に手を出す
    チャンスがあれば身内の女(友人や家族関係)に平気で手を出す、つまり一時の快楽の為ならば友情関係や信頼関係などあっさりとどぶに捨てる。
    2・遊び女(売春婦)を神経質に拒む。
    売春婦を買う事に「わたしはああいうものは好かないんだ」と神経質に抵抗を示す。

    これはまるで現代の「女にモテない男の特徴」の様な女々しい振る舞いではないでしょうか?正直釈然としませんでした。
    まあ3巻以降にどんな展開になるのかが楽しみです。

  • 今まで色んな方の現代語訳で読んできた中で、私が少しも好きになれなかったのが六条の御息所。この漫画で初めて彼女にたくさん共感してしまった。特に1巻の終わりからこの2巻にかけて。他の女人との事についても色々と新しいことに気付かされる。漫画というだけあってとても読みやすい。

  • 天皇に入内する予定の女性に手をつけて左遷で住むだけなんて、なんて大らかな太平の時代だったのだろう。

    葵の上:源氏の一人目の正妻。父は左大臣、兄は頭の中将、夕霧の母
    藤壺の宮:源氏の父・桐壺帝の中宮。源氏の子(春宮)を産む。
    紫の上:藤壺の宮の姪。10歳のころから源氏に育てられ、14歳の時、源氏の二人目の正妻となる。
    六条の御息所:八歳年上、斎宮の母、伊勢神宮へ。
    朧月夜:朱雀帝の尚侍、父は右大臣、姉は弘徽殿の女御
    明石の上:配流先の明石の娘。源氏の姫を産む。
    末摘花:器量の悪い女

  • いにしえの世の婚姻システムは、現代の法や常識に落とし込んで読みとるのはナンセンスというものと、解っていても私も女なので複雑な心持。

  • 9/葵+源氏=夕霧→葵死(六条御息所呪)
    朱雀帝誕生(源氏兄)
     桐壺(帝→院)=東宮に譲位
     伊勢の斎宮→六条御息所娘
     賀茂の斎院→女三宮(弘徽殿大后娘)
    10/賢木
     源氏+若紫→正妻
    11/花散里
     桐壺院崩御-藤壺宮出家=春宮
     朧月夜(六の君/尚侍の君/源氏兄妻)+源氏
    12/須磨
    13/明石(18才 紫19才)
    右大臣(祖父)死
     朱雀帝眼病
    14/澪標
      冷泉帝(源氏+藤壺の宮)
    源氏+明石の君=娘
    15/蓬生
    16/関屋

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2020年 『はいからさんが通る 豪華愛蔵版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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