あさきゆめみし(3) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月31日発売)
3.70
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本棚登録 : 548
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・マンガ (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600520

作品紹介・あらすじ

超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!

感想・レビュー・書評

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  • 源氏は自分の女達を集めて後宮を造る始末。やれやれ。全巻通じたテーマではあるがこの巻は特に女のやるせなさが醸し出されている。
    子ども達が大きくなり世代交代し始めると、以前のような憎めないプレイボーイが厭らしいオジサンに見えてくるから不思議だ。
    夕霧が父の二の舞をしそうな気配、歴史は繰り返される。

  • 15帖蓬生の途中から28帖野分まで。回想で、2帖帚木、3帖空蝉も。

  • 私は玉鬘界隈のエピソードがあまり好きじゃないんだけど、ちょっとわかりにくかった人間関係が、よくわかった。あと空蝉と伊予之介のエピソードが泣けて何回も読みかえした。「あさきゆめみし」という漫画は素晴らしいです。

  • 紫の上は明石の君にめちゃくちゃ嫉妬してる。
    母の愛情を知らない紫の上が、明石の姫君を愛情持って育てている様子にぐっとくる

  • 追放から京に戻った源氏は、今迄に寝た女達を集めてハーレム御殿を建立。そういった経緯もあり「明石の君」は勿論、ほとんど忘れかけていた「末摘花」等、個々の女達のエピソードが語られる処から第3巻は始まる。

    中盤では「藤壺の宮」が死にます。連れ添った僅かな源氏の幼少期を除き、一生を忍ぶ恋に生きた源氏と「藤壺の宮」。
    まるで三島由紀夫の「春の雪」の様ですが、違う点は源氏と「藤壺の宮」との間に出来た子が帝(源氏の父)の息子として現在は帝位に就いている、つまり臣下の子が帝位に就いている複雑な状況。
    「春の雪」では聡子は子を中絶しその罪を償う為に出家し、それを追った男は失意の元に病死。季節も同じなので「春の雪」を思い出しまた読みたくなりました。

    「明石の方」との子を妻に育てさせ、身分の低い我が子の未来を安定させようとする一方、「朝顔の君」との浮気は失敗。

    ここまでで一端終わり、時代は流れて源氏の息子である夕霧が元服(12歳)するところまで一気に飛びます。(5
    年くらい?)
    夕霧と「雲居の雁」の幼い恋物語は、雲居の雁の父である内大臣の政策絡みで切り裂かれますがロミオとジュリエット風に描かれています。

    最後は懐かしい夕顔の忘れ形見「玉鬘の君」をとうとう見つけてハーレム御殿は完成。父替わりと言いながらも源氏は彼女を愛し抱きたい欲望を抑えきれず葛藤する。
    「だれかに任せれば私は猛烈に嫉妬することになる」

    そんな最中に今度は息子の夕霧が血の繋がらない母の「紫の上」を偶然見てしまい一瞬で「雲居の雁」なんてどうでも良くなってしまうという似た者親子。

    2巻はいまいち進まなかったが3巻は大変面白いです。ただ人間関係が複雑に入り組んでいて、フローチャートがないと混乱しそうで、まだ大丈夫ですがちょっと混乱しつつ読んでいます。

  • 紫の上:六条の院南東の町、源氏の二人目の正妻
    花散里:六条の院北東の町、夕霧の義母
    明石の上:六条の院北西の町、姫を産む。
    夕顔:源氏の初恋の人?
    槿の君(あさがおのきみ)
    空蝉
    末摘花

    秋好中宮:六条の院南西の町、六条の御息所の娘、冷泉帝の中宮

    桐壺院:源氏の父
    朱雀院:源氏の兄。先帝。
    冷泉帝:今上天皇。桐壺帝の子だが、実の父は源氏。
    頭の中将:源氏のライバル

    夕霧:源氏と先妻葵の上の子の長男。
    雲居の雁:頭の中将の娘。夕霧とは従兄弟で仲睦まじい。
    玉鬘(たまかずら):頭の中将と夕顔の娘。

  • 時が巡り、次の世代のお話が重なりはじめました。私達読み手の女性の年齢や立場や人生の境遇によって、季節の花のように咲き乱れる姫達への共感度も違ってくるのでしょうね。

  • 六条が退場してしまい、ちょっと読む気が失せていたのですが再開。

    末摘花が可愛らしい……。もっと美しく、もっと賢ければ。
    1巻で出てこなかった空蝉はここで登場。
    夕顔の遺児、玉鬘を引き取ったものの、手を付けたくて仕方のない源氏の君。ここまで来ると病気。
    当時の人たちはどんな気持ちで読んでいたのかしら。

  • 17/絵合
     末摘花再会(15)
    18/松風
     空蝉(16)
    19/薄雲(17)
    梅壺女御(六条御息所娘)(21)
    20/朝顔(22)
     明石の姫君→紫の上に引き取られる
    21/少女(23)
    夕霧元服12才←花散里が世話
     雲居雁(内大臣娘)14才
    梅壺女御→中宮
    22/玉鬘21才(=夕顔+内大臣24)
    頭の中将(=柏木/内大臣長男)
    弁の少将(=紅梅/内大臣次男)
    23/初音
    24/胡蝶
    25/蛍
    26/常夏(25)
      近江の君=内大臣落胤(妻以外の娘)
    27/篝火
    28/野分(26)
      


     

  • 201407購入

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2020年 『はいからさんが通る 豪華愛蔵版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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