あさきゆめみし(4) (講談社漫画文庫)

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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600537

感想・レビュー・書評

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  • 光源氏も大人になってきた。ここまではいろんな女性に手を出してきた源氏だが、家族を持つようになり、家族を大切にするようになってきた。

    光源氏:主人公
    頭の中将:源氏のライバル。妹の葵上は源氏の正妻(故人)。
    朱雀院:源氏の兄で先帝
    冷泉帝:今上天皇。源氏の弟だが、実際は源氏の子。
    東宮:朱雀院の息子。冷泉帝(源氏の子)の次の帝。

    源氏の妻・愛人たち
    紫の上:源氏の実質の正妻。
    明石の上:娘、明石の姫とともに、内裏に上がる。紫の上と明石の上の対面は感動的場面。
    女三宮:東宮の娘。13歳で源氏の正妻に。柏木に手篭めにされ、懐妊する。
    朧月夜:源氏が再び密通。
    六条の御息所(故人):怨霊となって紫の上に憑く。

    源氏の子供たち
    玉鬘:光源氏の下で養女として育てられる。実父は頭の中将。たくさんの求婚を受けるが、ひげ黒の大将の手篭めに遭い、結婚することに。後に大将のやさしさを知り、大将の本妻の子供達と過ごす。
    明石の姫:光源氏と明石の上の娘。紫の上に育てられる。東宮に入内し、男子3人、女子1人を生む。
    夕霧:光源氏と葵上の間の子。頭の中将は叔父。

    頭の中将の子供たち
    雲居の雁:頭の中将の娘。夕霧とは幼馴染で小さい時より恋仲。大人になって夕霧と結婚し、子供を授かる。
    柏木:頭の中将の息子にて、夕霧のライバル。女三宮を手篭めにする。

  • 六条院は絶妙なバランスで上手く回っていたのだ。できた女性ばかりで、みな貴族とはいえ高位といえば自立心のない女三ノ宮だったから。一人でも恐妻家がいて一人でも謀略のある実家のある者がいれば修羅場だっただろう。それはハンサムを持ってしてもどうしようもないことだったでしょう。奇蹟のバランスだ。平安時代のモラルや常識を私達のそれで計ろうとしても詮無いことだが、しかし女性としての妬み嫉みは計り知れないと簡単に想像できる。現代女性相手ならいかにスーパーがつく程の社会的地位や実力、経済力のある男性でも夢だろう。

  • 27/29行幸30藤袴
    28/31真木柱
     玉鬘+鬚黒
    29/32梅枝
     夕霧+雲居雁
    30/33藤裏葉
     源氏→准太上天皇39才
    31/34若菜上
     朱雀院出家→女三宮=藤壺宮姪13,4才
     明石女御懐妊12才
    32/明石女御=東宮男児出産
    33/35若菜下
    34/女三宮+柏木
     紫の上→六条御息所もののけ
     

  • 201407購入

  • 4巻。女の「嫉妬」というものはこんなにも陰険でおそろしいものなのかと。男としても、だんだん源氏に腹が立ってきた。

  • 其の27~其の34
    源氏の妻となった精神的に幼すぎる女三の宮。
    その女三の宮に恋をする柏木。
    欲望に歯止めが効かず・・・
    どろどろ劇です。
    漫画ですが、専門用語が多過ぎ。
    不明箇所はスルーで・・・
    '12.05.02読書完了

  • 玉蔓は嫌々ながらひげ黒の右大将と結婚するが、右大将の良さに気付き自ら決心して幸せな家庭を築く。夕霧も晴れて雲居の雁と結ばれ、子宝にに恵まれる。明石の姫君は裳着を終え、東宮のもとへ入内。入内後は紫の上の配慮で明石の御方が姫君の世話をすることになる。紫の上と明石の方はここで初めて対面をするが両者が素晴らしい人格者であることを改めて感じさせられる箇所だ。それにひきかえ六条の院光源氏は,性懲りもないことに,出家する朱雀院の三の宮を,藤壺の宮の面影を見つけられるかも知れないなどと考えて正妻に迎え,朱雀院出家後独り身となった朧月夜ともよりを戻す。苦しむ紫の上が出家を望んでも「わたしを置いていかないでくれ」と許さない。紫の上が六条の御息所の死霊にとりつかれて光源氏が留守にしている間に三の宮は柏木に寝取られ柏木の子を孕むが,光源氏などに柏木を罰する資格があるとは思えない。さてどうするか?

  • 源氏物語の中でこの巻は大きくわけると玉鬘(夕顔と頭の中将の子供)の身のふりと、女三宮の登場でしょうか。突如現れた源氏の正妻に紫の上が哀れです。
    ちなみに個人的な感想だと玉鬘が最初嫌いに嫌う髭黒の大将…普通に格好良いと思いました。当時の価値観だとアウトなんでしょうね。

  • 夕霧と雲居の雁の結婚前ぐらい~女三の宮と柏木の密通(というより柏木の強引な…か?)の結果の懐妊が光源氏に発覚するぐらいまでの話。

    「何でそこでそう思うの!!」と女三の宮に何度突っ込んだことか。
    なーんも考えてないように生きてる私からそれだけ突っ込まれるということは、ほんとに何も考えがなかった、という感じなのだろうかねぇ。
    ほかの女君たちは自由にならない中にでも、いろいろと自分の考えを持っているようなのに、なぜこれだけ女三の宮は“亜空間”に生きていられるのか…いろいろ謎な人だなと。

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2018年 『小説 劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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