あさきゆめみし(5) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 425
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600544

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  • 光源氏の晩年。35話から42話まで。ここまで来ると源氏物語も味わいが出てくる。

    前号で六条院(光源氏)の正妻、女三宮が薫を出産する。柏木との不義の子であり、六条院も気づいた。柏木は良心の呵責により心身衰弱し亡くなり、女三宮は出家してしまう。六条院もかつて父帝の女御・藤壺の宮との間に不義を働いたことが思い出される。

    柏木が六条院と対面し、六条院が自分の不義に気づいていることを悟るシーンは名場面。

    独り身となった柏木の未亡人・女二宮。六条院の息子・夕霧が世話を焼き、ついには自分のものにしてしまう。夕霧の妻・雲居の雁は夕霧の元を去る。

    紫の上も、女三宮のこともあり、六条院との中も冷え、亡くなる。六条院は最愛の人を亡くし、1年の法要後、紫の上の後を追うようになくなる。

    <hr>
    登場人物
    六条院・光源氏。
    朱雀院:源氏の兄。今上帝・女二宮・女三宮の父。
    冷泉院:先の天皇。源氏と藤壺の宮との間の不義の子。
    今上帝:朱雀院の嫡子、源氏の甥。

    源氏の妻・愛人
    紫の上:源氏が最も愛した女性。ヒロイン役。女三宮により正妻の場を奪われる。
    女三宮:朱雀院の娘、源氏の姪。4巻より降嫁し源氏の正妻。
    明石の上:源氏の最期を悟る。
    花散里:夕霧の養母

    源氏の子・養子
    夕霧:源氏と葵の上の子。嫡子。雲居の雁との間に8人、さらにもう4人、合計12人の子をもうける。夕霧と女三宮の間を疑う。父と異なり女の扱いが下手。
    明石の中宮:源氏と明石の上との間の子。今上帝の中宮となり、東宮・二宮・三宮・女一宮を産む。
    秋好中宮:源氏の養女、冷泉帝の中宮(3巻)
    玉鬘:頭の中将の子、源氏の養女、髭黒の大将へ嫁ぐ(4巻)
    薫:柏木と女三宮との間の不義の子。その事実を隠し、源氏が育てる決意をする。

    頭の中将・大臣:源氏のライバル
    柏木:頭の中将の嫡子。正妻は女二宮。源氏の正妻である女三宮との間に不義を働く。夕霧に六条院にすまないことをしたことを告白する。
    雲居の雁:夕霧の正妻。夕霧が女二宮を妻に迎えたことにより、実家へ戻る。

  • 読み始めたら止まらない。

  • 36/柏木
     女三宮(出家)+柏木=薫
    37/横笛
     源氏49才 夕霧28才 女三宮23才 薫2才
     頭中将→致仕(大臣引退)
    38/鈴虫
    39/夕霧
     一条御息所(朱雀帝更衣)死
     落葉宮(柏木皇女=女三宮姉)
     雲居雁(柏木妹)+夕霧=若君4姫君4
    藤典侍+夕霧=若君2姫君2
    40/御法
     源氏51才 紫の上43才→死
    41/幻
     源氏→夕霧→匂宮(帝+明石中宮)
    頭中将→柏木→薫

    (匂宮三帖)
    42/匂宮
    43/紅梅
    44/竹河

    6巻/宇治十帖
    45/橋姫
    46/椎本(しいがもと)
    47/総角(あげまき)
    48/早蕨
    49/宿木
    50/東屋
    51/浮舟

    52/蜻蛉
    53/手習
    54/夢浮橋

      

  • 201407購入

  • 其の35~其の42
    曖昧な感じで、源氏は亡くなった。
    ピンとこないけど、次の章では源氏の登場はないはず・・・
    '12.05.11読書完了

  • 六条の院の正妻に不義の子を孕ませたことで柏木は苦しみ、夕霧に六条の院への取りなしと、北の方である二の宮のことを頼んで息を引き取る。夕霧は気の毒に思った二の宮を見舞ううちに恋してしまい、雲居の雁と険悪に。三の宮は男児を出産するが夫に愛されていないことをようやく自覚し出家。不義の子である薫は六条の院の子として育つ。紫の上が亡くなると六条の院はようやく彼女を傷つけたこと、彼女を愛していたことに気付き、嘆きの内に一年を送り、その後出家。ある日、明石の御方は六条の院がこもる山に不思議な雲を見て院が亡くなったことを知る。第1部の終わり。

  •  大好きなんだけど。
    でも、源氏にイライラするようになったのは
    私が年を取ったからだと思う。

     多情な男性に恋すると、何かと悩む。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    嫉妬や哀しみという感情を心に秘めて生きていく、当時の女性の悲しい程に一途な生きかたを現在の方々にも感じて頂けたらと思います。――大鳥れい(宝塚歌劇団花組)

    光源氏に嫁いだ女三の宮が、柏木の子を懐妊した。源氏はふたりの過ちと、己の若き日の不義を重ね合わせながら、生まれた子を抱く。一方、女三の宮との結婚に傷ついた紫の上は、源氏から逃れるために出家を願うのだった。

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2018年 『小説 劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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