あさきゆめみし(6) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月31日発売)
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本棚登録 : 460
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・マンガ (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600551

作品紹介・あらすじ

超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!

感想・レビュー・書評

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  • (高校の頃にだいたいよんだつもりでいたが、実は高校生の頃には宇治十帖はまだでておらず、この巻は再読ではなく初見ということになる)
    宇治十帖、42帖匂宮から49帖宿木あたりまで。源氏亡き後歳月が過ぎ、いまをときめくのは源氏の孫に当たる親王匂宮と源氏の末の子(実は柏木の子)薫、性格的には正反対のふたりが都から離れた宇治にひっそりすむ源氏の姪に当たる姉妹(大君と中の君)に懸想するという展開。大君がきのどくな感じ。最後の方で浮舟(姉妹の異母妹)も登場。

  • 宇治十条面白いです。

  • 第二部の宇治十帖

  • 第三世代に突入。この巻は京を離れて宇治の場面が多いせいか全体的にゆったりとした感じがある。
    いつの世も好きな者同士が結ばれるとは限らないものの、身分のある時代はそれが尚更面倒なものにしている。

  • 第二部は光源氏の死後おそらく約10年後ぐらい?の話。源氏の息子、夕霧が左大臣となる時代。夕霧は主役ではなく、源氏の息子(柏木の子)と孫の代の話になる。

    作中での宇治川や宇治橋の描写は初めて宇治を訪ねた5年前のあの日と全く同じで、宇治上神社や源氏物語ミュージアムが懐かしいです。

    この時点で源氏から男子が生まれて受け継がれているのは「夕霧」と「冷泉の院」の二人だけになる。
    ・源氏と「明石の御方」の娘である「明石の中宮」と帝の間に出来た子「匂の宮(兵部郷)」。
    ・三宮と柏木(浮気相手)との間に出来た、源氏とは一切血の繋がりがない「薫(中将)」。
    「冷泉の院」は帝(源氏の父)ではなく光源氏と「藤壺の宮」が浮気して出来た子だが、譲位はせずに帝として君臨し続けている。

    沢山人が死に産まれ、たいへんややこしい人間関係で始まる第二部源氏物語。
    薫の君は柏木の血を受け継ぎ、笛の名手となる。そして名の通り女に近づいただけで「薫る男」となる。

    舞台は京の都から宇治へ。現在の十円玉裏図で有名な平等院や宇治上神社がある場所。

    そこにはかつての源氏の敵であった息子「八の宮」が二人の娘と共に没落生活を送る。
    薫はここで出生の秘密を当時の乳母から知ってしまう。その事で心の霧が晴れ、むしろ生きていく事に希望を抱く。
    「中の君」と姉の「大君」どちらも美人で、大君は薫の初恋となる。だが大君は自分は身を引き妹の中の君を嫁にと申し出る。この時に薫は「恋とは罪悪」だと知る。
    中の君が「匂の宮」と上手くいかない事を苦に姉の大君は何故か心労で死んでしまうが、匂の宮は結婚が許されて中の君と夫婦になる。
    大君を愛した薫が一番嫌な思いだけして悲惨な宇治の恋が終わる。

    ところが匂う宮は夕霧の娘ともすぐに結婚させられてしまう。そして大方の予想通りにどちらも同等に好きになってしまう。

    薫も帝の娘と結婚するが仮面夫婦状態。家来扱いする女と崇拝する男。この辺りは近年の夫婦像の様な有様。

    そんな中とうとう「浮舟」が現れる。源氏物語を知ったきっかけの浮舟は八宮の隠し子で、大君にそっくりという形で物語に登場し、薫の心を大きく揺さぶる。

    「浮舟」が出て来るのがこんなに遅いとは・・・。
    もう次で最終巻ですが、浮舟が最後の人間関係に波乱を巻き起こして源氏物語は幕を閉じるのかな。

  • 光源氏が亡くなった後の話。源氏の末子ということになっている薫の中将と、源氏の孫であり今上帝の三の宮である匂の宮中心の話。

    登場人物
    ・薫:光源氏の末子。しかし実際は、柏木の子。まじめな性格。自分の出生に思い悩む。大君にほれる。
    ・匂の宮:光源氏の孫、今上帝の三宮。母は明石の中宮。薫と年が近い。プレイボーイ。中の君と結婚。しかし、六の姫とも結婚。

    ・夕霧:光源氏の嫡子。薫にとっては年が離れた兄。柏木の友。柏木の遺言から薫の出生の秘密に気づいている。六の姫の嫁ぎ先を案じる。
    ・六の姫:夕霧の娘。
    ・柏木:薫の実父。不義に悩み既に没しているので本書では登場しない。

    ・明石の中宮:光源氏の姫。夕霧の妹。今上帝の中宮。春宮と匂の宮の母。
    ・今上帝:匂の宮、女二の宮の父。
    ・女二の宮:薫に降嫁する。

    ・八の宮:光源氏の弟。権力争いに巻き込まれ敗れる。宇治で隠居し娘達と暮らす。
    ・大君:八の宮の一姫。薫に言い寄られるが、亡くなる。
    ・中の君:八の宮の二姫:匂の宮と結婚する。匂の宮の子を産む。
    ・浮舟;八の宮の三姫。大君、中の君とは異母妹。母は常陸の守と再婚。大君に似ている。家を追われ中の君の元へ。

  • 主要人物の系図で夕霧(右大臣)と誤植されていていた。夕霧は左大臣ですね。光の君とは比べるにもおよばないけど宇治十帖も読みだすとやっぱり止まらない。

  • 大君が中の君を大事に思う気持ちが
    痛々しいくらいに美しいな

    イケメン2人揃って
    世の中の女子がキャーキャー言うのは、
    時代を超えても一緒かなぁ(o´_`o)

  • 201407購入

  • 宇治十帖 其の1~其の6
    時代は「薫」「匂の宮」へ・・・
    色恋に興味をもたなかった薫の恋。
    '12.06.30読書完了

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著者プロフィール

1948年札幌市生まれ。66年に『どろぼう天使』で「週刊少女フレンド」よりデビュー。    77年『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞少女部門受賞。代表作に『あさきゆめみし』『N.Y.小町』『ヨコハマ物語』ほか。現在「BE・LOVE」にて『イシュタルの娘』を連載中。    2016年に画業50周年を迎えた。

「2020年 『はいからさんが通る 豪華愛蔵版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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