あさきゆめみし(7) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月31日発売)
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063600568

感想・レビュー・書評

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  • 大学受験で大変お世話になりました。

  • 浮舟が素性を明かさなかった場面、泣いてしまいました。悲しいですね。浮舟と薫はいつか会えると思います。

  • 宇治十帖に入ってから描写が変わった?リアリティが増したような印象でした。

    匂宮によって成熟した浮舟を、薫が感心する様子がなんともいえない。薫は気づかず読者にしかわからない。

    浮舟は、心では薫を、身体では匂宮を求めていたのだろうか。

  • 宇治十帖 其の7~其の11
    病弱の大君は亡くなったが、薫は忘れることが出来ず・・・
    大君に似た浮船に彼女の影を追う。
    しかし、浮気性の匂の宮も浮船を追う。
    薫にライバル心を抱いてるから、単に薫の愛しい人を奪いたい為だと思う。
    光源氏の正真正銘の息子だけど、嫌な奴だ!
    宇治十条の章もハッピーエンドで終わらなかった。
    「源氏物語」は、このあやふやな感じも趣と捉えるべきなのかもしれない。
    '12.07.01読書完了

  • 中の君にかくまわれ(?)てた浮舟が匂の宮に見つかって見初められて…のあたりから、最後まで。

    浮舟ちゃん、迷う心は分かります。でも彼女がもうちょっと強い心を持っていたら…。少なくとも「どちらか一人」に心を決めることができたら、この宇治十帖も悲劇のままで終わらなかったのかなぁ、とも思ったり。

    何にせよ、『源氏物語』が漫画で読めてよかったと思う。現代語訳やら何やらは今いろいろ出てるけど、これは絵と台詞とト書き(でいいんだっけ?)で構成されてるから(漫画だから当たり前だけど)、すごく直感的に話が入り込んできて分かりやすいと思う。
    まぁ、登場人物の呼び名が出世するごとに変わる、ってのが「平安モノに慣れない人」にはちょっとしんどいかもしれないけど。
    でも、『源氏物語』の入門書としてはいいんじゃないかなー。

  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  • 文庫版は全7巻。源氏物語、超深いです。泣けます。

  • 小さな頃からずっと欲しくて、大きくなってから文庫版をオトナ買い。1年前に貸していたものが戻ってきて久々読んだけど、やっぱりすごいなぁと。やっぱり女性はいつの時代も賢くなければ良い人生は送れないな、と思う。たまに読み返すとその度に新たな発見があるので、今後も度々手にしたい本です。

著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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