- Amazon.co.jp ・マンガ (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063600568
感想・レビュー・書評
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大学受験で大変お世話になりました。
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浮舟が素性を明かさなかった場面、泣いてしまいました。悲しいですね。浮舟と薫はいつか会えると思います。
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宇治十帖に入ってから描写が変わった?リアリティが増したような印象でした。
匂宮によって成熟した浮舟を、薫が感心する様子がなんともいえない。薫は気づかず読者にしかわからない。
浮舟は、心では薫を、身体では匂宮を求めていたのだろうか。 -
宇治十帖 其の7~其の11
病弱の大君は亡くなったが、薫は忘れることが出来ず・・・
大君に似た浮船に彼女の影を追う。
しかし、浮気性の匂の宮も浮船を追う。
薫にライバル心を抱いてるから、単に薫の愛しい人を奪いたい為だと思う。
光源氏の正真正銘の息子だけど、嫌な奴だ!
宇治十条の章もハッピーエンドで終わらなかった。
「源氏物語」は、このあやふやな感じも趣と捉えるべきなのかもしれない。
'12.07.01読書完了 -
中の君にかくまわれ(?)てた浮舟が匂の宮に見つかって見初められて…のあたりから、最後まで。
浮舟ちゃん、迷う心は分かります。でも彼女がもうちょっと強い心を持っていたら…。少なくとも「どちらか一人」に心を決めることができたら、この宇治十帖も悲劇のままで終わらなかったのかなぁ、とも思ったり。
何にせよ、『源氏物語』が漫画で読めてよかったと思う。現代語訳やら何やらは今いろいろ出てるけど、これは絵と台詞とト書き(でいいんだっけ?)で構成されてるから(漫画だから当たり前だけど)、すごく直感的に話が入り込んできて分かりやすいと思う。
まぁ、登場人物の呼び名が出世するごとに変わる、ってのが「平安モノに慣れない人」にはちょっとしんどいかもしれないけど。
でも、『源氏物語』の入門書としてはいいんじゃないかなー。 -
言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。 -
文庫版は全7巻。源氏物語、超深いです。泣けます。
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小さな頃からずっと欲しくて、大きくなってから文庫版をオトナ買い。1年前に貸していたものが戻ってきて久々読んだけど、やっぱりすごいなぁと。やっぱり女性はいつの時代も賢くなければ良い人生は送れないな、と思う。たまに読み返すとその度に新たな発見があるので、今後も度々手にしたい本です。