- Amazon.co.jp ・マンガ (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063604320
感想・レビュー・書評
-
ブラウンの短編を三人のマンガ家がコミカライズしたもの。
カフェボッサで他の人の本棚覗いているうちに存在を知る。
ブラウン評価のぶれってのは、今後もしばらく続くのかなぁ。
とんがった人は「こんなのもう面白くないよ」と決め付けるだろうし、
一方では「SFのエッセンスはここにあるんだ!」と主張する人もいるんだろうな。
ところで本書の企画は、橋本氏が「スポンサーからひとこと」をマンガ化するように夢でビリケンさんに告げられたことがきっかけだったようだが、実際にはこれは収録されてない。
実務を進める過程でいろいろあったのだろうけれど、もったいないね。
SFオンリーのマンガアンソロジーにするなら「血」「プラセット」と「ミミズ天使」を残して、「スポンサーからひとこと」「闘技場」「電獣ヴァヴェリ」「未来世界から来た男」を、わたしなら選ぶかなぁ。
入門編としてもよいつくりなので、もう少し人目に触れるところに出しておいて欲しいものだ。
原著の朝日ソノラマ版刊行時には、もうブラウンは亡くなっていたのだけれど、
こういう本が日本で刊行されたとを知らせてあげることが出来たら喜んだんじゃないかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すんげぇぇぇ、懐かしい作品群。
大昔、ねーちゃんの買っていた雑誌「デュオ」かなんかで、載っていた作品。 -
2006/02/11
-
古い映画のような波津彬子さんの絵と、古典SFの内容ががマッチして、独特の雰囲気を出していた。特に”黒猫の謎”がお気に入り。
著者プロフィール
坂田靖子の作品





