バイエルンの天使(文庫版) (1) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2003年1月10日発売)
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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784063604504

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の頃、少年合唱団に夢中だった時期があった。ドイツのテルツ少年合唱団をテーマにした本作の存在は知っていたが、お小遣いに限りのある当時はそこまで手を伸ばす余裕もなく、月日は過ぎ…。今更ながら本作が漫画文庫化していたことを知り、やっと買い揃えることができた。
    少年合唱の魅力がみっちり詰まっており、ページから音がこぼれてくる。そして、少年達の瑞々しさよ!溌剌として、でも繊細で…そんなボーイソプラノの美しさが見事に伝わってくる。
    基本的に一話完結なのも読みやすくてよい。そして、推しを追いかけドイツに留学する日本人少女が登場するのも、また違った視点からテルツを見ることができ、推しの存在を身近に感じられてよかった。
    あぁ、あの頃にこの作品を読めてたら!と思う一方、いい大人になった今、出合えてよかったなとも感じている。かつて持っていた少年合唱のカセットは既になくて残念と思ったけど、配信で探したら聴けるし(いい時代だ)。この作品きっかけでボーイソプラノ熱が再燃!作品に登場するオペラにも興味が湧いてきた。音楽漫画としても本当に素晴らしい!!歌うとは、音を楽しむとは、どういうことか…改めて大切なことに気付かせてくれる、とても素敵な作品だ。

  • バイエルンの少年合唱団の、歌声が聞こえるような素敵なドラマです。音楽愛が溢れます。歌曲だけでなく、オペラまで! 実在の巨匠や名歌手の名前が続々と出てきます!

  • 音と共に心が響く…これも又青春群像。

  • 全三巻。テルツ少年合唱団のCDを捜し求めるに至る。

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著者プロフィール

たらさわ みち
1954年、東京都目黒区生まれ。ペンネームは旧姓「桵沢」のひらがな表記。1975年、「メルヘン」四部作(「メルヘン」・「プラネタリウムより」・「シルバーマン」・「パラダイス」)でデビュー。
代表作『バイエルンの天使』は、音楽漫画の先駆作のひとつとされる。『僕とシッポと神楽坂』が2018年10月に嵐・相葉雅紀主演でドラマ化。

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