水木しげる伝 完全版(文庫版) (上) (講談社漫画文庫)

  • 講談社 (2004年11月12日発売)
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  • 本 ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063608366

作品紹介・あらすじ

抱腹絶倒!水木しげる自叙伝待望の文庫化!山陰で生まれ育った水木しげること武良しげる。少し風変わりな少年は、小学校を卒業後、新聞配達、電器工場等で働くもすぐにクビになる。そんな落第王の将来は

感想・レビュー・書評

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  • 「僕の一生はゲゲゲの楽園だ」の文庫化。
    (上)戦前編
    水木しげる写真館1歳から18歳、大変愛らしい。巻末には対談「幸福論1」
    装丁裏側に「毎日がつまらんと思う人は、この本を読むといいですよ。きっとフハッと驚いて、生きる意欲が湧いてきます。」という文に自著サインが添えられてます。いやほんとに、今まで水木先生の作品を読んでいるので驚きはしませんが、何度読んでもフハッとなりますし、生きる意欲も湧きますんです。生後1年目、関東大震災、のんのんばあエピソードからガスパンまで、あちこちで出てくるエピソードがきっちりした時間軸で纏まっていて良い。生きる事は大変だけど、ややこしことではないと、シンプルに考えられる1冊。

  • 「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題。
    上巻は戦前編。少年期から赤紙が来て南方へ行くあたりまで。

    自伝漫画何度目か。見覚えのある場面も多い。
    しかしまあ、土手でネコ安と菓子を食いつつ少年期の終りを思う場面よ。

  • 周りから言われるままに行動しているようで、自分のペースで行動している。僕も1日9〜10時間くらい寝たいな..笑

  • 境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。

  • いやー、誰か人物が走る絵は何度見ても面白い。

  • 読了。

  • 戦前から戦後へ。まさに自伝。天才って変ってる、でも素敵。
    戦時中が、今まで読んできたどの漫画よりもリアルな気がしました。

  • 2

  • 水木しげるの自伝漫画。ご両親のこと〜誕生〜南方出征直後まで収録。

    いかに御大が風変わりな子供だったかがわかり、面白い。就職後の様子は、いまだからこそ笑い話でしょうが、さぞや周囲は心配しただろうなと思う。

  • 水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。
    平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
    忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。

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著者プロフィール

水木 しげる(みずき・しげる):1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ!』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集 虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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