Dr.Noguchi 新解釈の野口英世物語 6 (講談社漫画文庫)

むつ利之

• 講談社 (2005年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[てるきさんの感想 · 2020年5月29日]

恋人・マルガレーテとの別れを惜しみつつも、英世はデンマークを去り、アメリカのロックフェラー研究所へ。
そこで無二の親友ジョーに出会う。
蛇毒の研究が順調に進んできたころ、英世は新たなる敵・梅毒の脅威を思い知る。
英世とジョーは危険な梅毒の研究に自ら志願し、人類の敵を打ち倒すことを決意する。
そして、ほとんど不眠不休の実験の末、英世は生涯最高の業績を残すことに成功する。
それは、梅毒の原因菌であるスピロヘータの純粋培養であった。
メリーとの結婚や、ノーベル生理学・医学賞受賞者Ｄｒ．カレルとの出会いを通して、英世が研究者として最も華々しい成果を挙げていく第６巻。

「オラ今まで自分の「幸せ」のことばかり考えてきたけど…
「幸せ」って…
周りのみんなが幸せになって初めて
自分も幸せになれるんじゃねえだろうか！？」