- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063609134
作品紹介・あらすじ
地獄の番犬の牙が迫る!魔犬の森殺人事件!廃墟と化した研究所に迷い込んだ一。そこは伝説の魔犬「ケルベロス」が徘回する巨大な檻だった。魔犬の牙による犠牲者が増えていく中、一は脱出を試みるのだが
感想・レビュー・書評
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「壁に耳あり」と人体実験とだとさすがに、それで「やりかねない」ってのは極端じゃないかって気がする。爪痕の偽装も「ばれないモノかなあ?」と感じた。「真ん中ぐらい」が真犯人だったら大変だったろうな。
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【魔犬の森の殺人】収録。
「金田一たちが研究所に辿り着く件」や「果物の中に紛れていた野菜がトマトだけだった」など、かなりご都合主義的な展開は否めませんが、ケルベロスの正体を示す手掛かりが緻密に張り巡らされていましたし、萬屋殺しのトリックもシンプル且つ虚を突いたトリックで良く出来ていると思いました。ミステリーとしての完成度は、シリーズの中でも上位に位置すると思います。 -
これがあるから金田一少年の事件簿はたまに油断ならねえ!というお手本。
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KCコミックス版では、一応新シリーズ第1弾となったこのお話。
犯人の「ケルベロス」はまさかまさかのあの人!
動機となったのは過去の怨念。
犯人の意外性も、ダイニングメッセージから犯人を導き出す過程も、なるほどとスッキリした。
著者プロフィール
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