- 本 ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063609448
作品紹介・あらすじ
桜雪に隠された少女の悲劇・雪影村殺人事件突然に知らされた昔なじみの死…懐かしい想いを胸に、一は雪影村へ向かう。だが5年ぶりに訪れたその地では悲しいすれ違いが生んだ悲劇が、一を待っていた……。
感想・レビュー・書評
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【雪影村殺人事件】収録。
個人的にベスト3に入るくらい好きなお話ですが、ミステリーとしてはかなり頂けない出来です。足跡のトリックは現実的に無理があると思います。
元凶となった嘘も、自殺する前にいくらでも確かめられたと思いますし、ましてや小さな村なら風の噂でも知ることが出来ると思います。
一番納得いかなかったのは、綾花が「誰かにアレを拾われたら、あたし…」と必死になって探していた「アレ」が事件の本筋に関係していなかったことです。アレとは結局何だったのでしょうか?色々と突っ込みどころが多い事件でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美雪ちゃん不在、犯人指摘シーンも静かでいつもと雰囲気違ってだがそこがいい
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金田一作品の中でも特に大好きな作品のひとつ!切なくなります…。
いつもと雰囲気違って良かったです。 -
仲の良かった同級生同士の中で悲しい事件が起こるって設定は読んでいて心が痛む。
何故にこんなに少年少女が追い詰められなければならないのか…事件全体の描写はキレイに描かれているが、未成年犯罪を扱った事件には期待するほどの感動は得られなかった。
著者プロフィール
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