彼岸島 (32) (ヤングマガジンKCSP)

  • 講談社 (2010年9月6日発売)
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本棚登録 : 168
感想 : 6
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  • 本 ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063619270

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


日本全土が吸血鬼の島となるのだ 吸血鬼サバイバルホラー「こんな所で俺はまだ死ねない」要塞寺を見下ろす五重の塔の最上階で雅と死闘を演じる明。仲間たちの声援に後押しされ、ついに宿敵を追いつめる。人類の希望をのせた一撃は果たして!?

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    雅戦、
    明は斬られながらも塔の外に出て、
    自分の血で滑らせて雅を塔から落として大ダメージを与える。
    その状態から復帰した雅が明を研究室へ連れていき、
    蚊による日本全土の吸血鬼化計画を話し、
    明に商店街の安全と引き換えに仲間になることを強要、
    油断しているところに501ワクチンを打ち込み、
    雅が活動停止。

    よくネタになる
    「そんな・・・・
     そん・・・・・・」
    は、この巻にある(けど使い易い台詞なので他の場所にもたくさんありそう)。

    よく五重塔で明が戦っている姿が見えるな。
    意外と近いのだろうか?
    雅がぐちゃぐちゃになっているのなら師匠たちが何とかしに行きなよ。

    まさか田中さんが五重の塔のことを知らないとは思わなかった。
    田中さんって人間のまま雅の傘下になったとは思えないくらい情報を教えてもらえているのに。
    西山も五重塔から投げ出された邪鬼を剥製と言い当てていたし、もしかしてこの世界は剥製が一般的なんだろうか?

    蚊を利用しての混乱って『 MMR 』でもやってたよね。
    で、実際に混乱が生じる日付を示していたんだけど、何も起こらなかった。
    その失敗の要因として
     「効率が思ったほどじゃなかった」
     「暑くて蚊に元気がなかった」
    みたいな理由を挙げていた記憶がある。

    雅の中ではまだ「大日本帝国」なんだな。
    いくらなんでも明の注射器はバレバレじゃないの?
    隊長から丸見えじゃんか。
    てか、あれだけ雅の鉄扇で斬られまくってるのに無事だったのか、501ワクチン。

    隊長の「もうやめてくれェェェ」が、ワクチンの注入が足りず雅を倒し損ねるフラグにならなきゃ良いけど。

    ---

    雅:
    ラスボスの吸血鬼。
    人間(日本人?)が馬鹿すぎるから滅ぼしたくてこんなことをやっている。

    研究室:
    五重塔の屋根裏に存在する雅専用の研究室。
    吸血鬼の血で蚊の繁殖を行っている。
    相変らず、屋根裏にしては広すぎるし天井も高すぎる。

    蚊:
    吸血鬼の血で繁殖された蚊。
    刺されると吸血鬼化する。
    雅はこれを日本の主要都市に放つことで日本全土を吸血鬼化しようとしている。
    (『彼、岸島』4巻によると「ヴァンパイアモスキート」と呼ばれるらしい。)

  • 未感想

  • 雅、ほんと壮大なワルやなあ

  • これで死んだのか……?

  • ついに最終巻までたどり着いたという感じです。

  • まぁ連載が続いてるから決着ではないのだけど、このラストで決着しないとすると、もう倒す方法無しでしょう。引き延ばしよりも、エンディングが心配になってきます。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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