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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784063620986
感想・レビュー・書評
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6都市6話のオムニバス。今回珍しいタイムトラベルもの「湖の記憶」が一等好き。日本人の義父とドイツ系アメリカ人の娘婿(COPPERSの前日譚に出てたESUのホルト)の話も、イタリアの警察官のお話も、おじさまたちお茶目だわ。最後の「パートナー」はキース刑事とヴァル刑事の話。ビクター(!)が出てきた〜。粋な計らい〜というか、ここから「COPPERS」へ繋がるんですね。クマのぬいぐるみがついてきた!嬉しい
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限定版についてきたくまのキーホルダーは本当に可愛かった♪短編集です。お巡りさんとジェラートの話が好きです。あとCOPPERS好きは言わずもがなで必読。
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漫画のみ
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どの話もだいっすき!熊は可愛い物好きな母にとられました(笑)
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背表紙めくったトコに居る子(多分ラルフ)とおんなじようにクマをバッグにつけてます。
どの作品も好きだけど、「湖の記憶」はなぜか何度も目を通してしまう。 -
巧い!
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通常版も所持
通常版を買ったにもかかわらず、限定版を見つけてしまい即購入(未開封)。 -
オノナツメさんのセンスはとても好き
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「箱庭」と「パートナー」に、同人誌「I've a rich understanding of my finest defenses 」のホルやキースがでてきます
同人誌の内容を知らなくても全然楽しめるとおもいますお^^ -
曲でも絵でもなんでもそうだが、タイトルをつけるセンスというのは大いに作品の価値を左右する。
短編集なので発行された順に収録されているのであろうが(リアルタイムで読んでたし多分間違いない)、なぜかそれがバッチリ演出の元で組み込まれたショートカットにさえ思えてしまうような締めくくり、そしてタイトル。
映画の演出方法に置き換えるなれば、これは大変に上品で、かつ、粋である。
描かれるのは、日常、素朴、平凡、その中にある人間。
舞台は基本外国で(つうかイタリア)なのだが、どこに行ってもそうは変わらない「人間の姿」がやわらかく、読んでて心地よくなってしまう。
じゃあ舞台を日本にすりゃいいじゃん!という話しにもなりそうなものだが、どこかに傾倒し、××かぶれ、という感触の拭えない作品は多い中、オノナツメのあまりのイタリア愛には、もう「ああ。この人イタリア人てことで。」と思うしかないくらい、自然で普通の愛情に溢れている。
とにかく「普通」。
これが一番。
著者プロフィール
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