戦闘破壊学園ダンゲロス(1)初回限定版 (プレミアムKC ヤングマガジン)
- 講談社 (2012年6月6日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063622256
感想・レビュー・書評
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すき
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月刊ヤンマガ連載中既刊3巻
オナニーマスター黒沢のyokoさんとよいこの君主論の架神恭介が組んで出来た漫画。
絶妙な中二病要素と熱量のバランス。 -
コミカライズとして成功だと思います。
こちらの連載に惹きつけられ、その後に原作小説を読了した者からすれば比較的中立な意見を言えると自賛してしまうので、それを差引いてどうぞ。
原作「講談社BOX版」で作画されていなかったキャラ全員を拝める点、左さんのそれと比べても、可愛いは可愛い、アレはアレで、あまり違和感なく馴染んでいると思います。
原作を補完する意味で結構描写を加えてくれているので、原作を読む前も読んだ後でも嬉しかったり。
「瞬間少年☆JUMP」などは漫画オリジナルで出た能力名なんですよ。
あと、エログロナンセンスを煮詰めて、アホなノリで滑らせた原作、そのままだとまず無理だろ! って描写を上手く拾っています。
性器の記述、脳髄の露出とか普通にやってますからね、それらを直接的な作画は避けつつもエッセンスを残してやっています。
とは言っても、アクの強すぎる話です。
面白くても人にはやや薦めづらいです。漫画になってなぜかマイルドになっても激しく人を選びます。
「山の手育ちの清楚なお嬢様がゲロを吐く」、作者曰く、そんな内容なので注意して下さい。
して、マンガの一巻の方はまずは説明と前哨戦といったところです。
舞台となる学園、能力者「魔人」、などの設定を頭に収めたら二巻に進んで下さい。それで素直に騙されて下さい(笑)
最後に、漫画は通常版と初回特典版が出ているのですが、一巻に関してはこちら特典版をオススメします。
通常版との違いは表紙のラメ加工、書きおろし漫画の追加など、値段にさして違いはないので余裕があれば是非。 -
とにかくぶっ飛んでる。それぞれの魔人の能力が徐々に分かってくると面白い。
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作画も色々ダイジェストですっ飛ばす話もとにかく凄い迫力だ! 能力バトルその他お約束に慣れきった読者をむしろ信頼した表現は作者らしい。
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痴漢男などで有名?なYOKOのデビュー作ということで購入。表紙開いて見開きのカラーで「YOKOの絵だな」って感じがした。特に女キャラ。
内容については一読目は☆2としていたが、もう一度読み返してみるとそこまで悪くもない気がしてきたので☆3。また☆2になる可能性もある。
そもそも一読目に☆2としたのは、①主人公(話の焦点)がわかりにくい、②ノリがわかりにくい、から。多分。①は主人公が友釣だと思っていたが読んでいくとどうやら主人公は両性院男女らしく、その変化に慣れなかったってこと。つーか、「両性院男女」とか「瞬間☆少年ジャンプ」とか西尾維新臭がすごい。原作者と西尾維新のデビュー、どちらが早いかわからないからなんとも言えないけど。②は最初に「男の金玉を爆発させる」能力、次に「男の局部を奪う」能力、ときての「高速移動スーツ」とガチガチのバトル展開でノリがわかりにくかったから。しかし、「ふざけたノリ×エログロ要素」というのは別に珍しくもないし面白いんじゃないかなーって。なんとなく舞城王太郎が思い浮かんだ。書いてて思ったけど、もう一つ、説明口調がすぎるかな? 絵は上手いんだからもう少し絵で説明してもいいかも。
長くなってしまったけど、一読目で全体的なノリを掴めばありなのかな。というか書いてるうちに面白い気がしてきた。そしてすごく偉そうな文を書いてしまった気がする。すいません。 -
実にバカバカしく、絵もハッタリが効いていて面白い。
しかし、話の芯がどこにあるのかわからない感じがする。
考えてみるに、ジャンプ漫画にあるような「第一話で、物語の方向性と主人公のキャラクターを打ち立てるテンプレート」ってのは重要だよなぁと思った。 -
試し読みの小冊子で、「全ての金玉に災いあれ!!」というところが面白かったので購入。
絵も上手くて、勢いもあって、設定も面白くて、と、なかなか景気のいい作品ではあるのだけど、テンプレートとオマージュだらけで芯がない。
暴力とかレイプとか、モラルの低い話で、そのあたりの道徳心を無視するのかしないのか、ハッキリしない姿勢で展開していくところが気持ち悪い。
魔改造したレゴブロックで遊ばされているような、異能バトルのバルク品。
これからもお付き合いしたいと思える作品ではなかった。