Kissの事情(新装版) (KCDX)

  • 講談社 (2011年7月1日発売)
4.17
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063643169

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり好きだ!復刊感謝!!
    良い話は今もいい。14年も前の作品かー。
    はじめから、少年人魚一択でした。

  • 初めてこの作品に出会ったのは、小学生高学年の頃。今は無き少女漫画雑誌『Amie』で連載していて、友達から借りて読んでいました(『Amie』に「ちょっと大人のなかよし」というキャッチフレーズが付いていたとは知りませんでしたが、確かに「ちょっと背伸びして」わくわくドキドキ読んでいた…)。高校生のまっすぐな恋愛が「Kissの事情」を通して描かれたオムニバス短編集で、小学生の私にとって、まだ恋という概念は漠然とした憧れでしかなかったけれど「なんて素敵なんだろう」と感動したことをハッキリ覚えています。特に「チョコレートホリック」のとあるシーンと「少年人魚」がお気に入りでした。海野つなみさんのかわいい絵と文字、そして(笑)が多用されるのも新鮮で、ほんわか優しい気持ちになれて大好きでした。その後「復刊ドットコム」でリクエストして、単行本が手に入ったときの感動ときたら…!一気に読み返して、あの頃と全く変わらない透明な印象と、あの頃以上に光ってみえる青春にほろ酔い気分。もはや思い入れの独白となりつつありますが(笑)また絶版になってしまったようで残念…多くの人に読んでもらいたいのになぁ。小学生にもね!(山口文子)

  • 高校を舞台にした連作短編集。想像していたよりよかったです。私好みのお話が多くて、胸キュン、ベタ甘でした。特に『チョコレートホリック』と『花』が好き。

  • どの話もいいなあと思ったけど、中でもepisode.3(青山くんと南さん)の話が一番好き。

  • オムニバスなのかと思いきやそれぞれの話に他の話の主人公たちも出ていてそれがわかるのもおもしろい。

    なんか…すごい昔を思い出す。
    まさに少女漫画〜!
    高校生のキスがメインテーマなんて…なんだかときめくじゃないの!!

  • どうでもいいことですが、この漫画のタイトルを「キッスの事情」と読んでしまうのはたぶん私だけでいい。
    TOKIOの「うわさのキッス」のせいなのかなんなのか…平井堅の「KISS OF LIFE」なんかは普通に「キス」って読むのに何でなんでしょうね…笑。

    というわけで、昔amieで連載されていたことは知っていたけど、初めましてのお話でした。「少年人魚」以外は。
    個人的には「花」が好きでした。ラストの四ページがちょっと意外で、でも二回目読んだら波長が合ったのかぶわっとこみあげてきたお話。青山くんはいいこだなぁ。
    「チョコレート・ホリック」のカップルも好きだし、読み返すたびに違う印象受けそうなそんなお話たち。

  • 持ってるのに買っちゃったよ新装版・・・


    海野さんの短編集は秀逸だ。
    全ての作品が其々に味わい深いし、ぐっと
    胸の奥をつかまれる。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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