猫田一金五郎の冒険 (MEPHISTO COMICS)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063645156

感想・レビュー・書評

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  • 猫田一金五郎のナントカは、ガロで見て、あーとり先生がガロで書いてるなぁーと思っただけであったが、
     単行本になったら京極夏彦大先生が、コラボでなんか書いてるのがある。
     小説家でマンガが書ける人なので、「コマを構成単位とする物語性のある絵」(呉智英先生の定義)と漢字かな交じり文とのなんとかといふ手法ギャグを、京極夏彦パートでやってゐる。おお。
     後にとり先生が吸盤フェチだと知って、なんかこれ見返した。
     さう言ふわけで、鬼太郎ファミリーg

  • ぼっぼっ ぐしゃっ

    ちゃらーん

  • これ面白いよ?

  • 横溝ファンとあとついでに京極ファンはいいから読めといった感じの古典推理小説ファン向けの一冊。
    とり作品はいつも試験的な事をやっていますがこの作品もその傾向が強く、コント的というかシチュエーションコメディ的な構図とシュール感がたまらなく良い。大好き。

  • え?面白くない?横溝正史を読みましょう。京極夏彦の漫画が拝めるのはこれと妖怪馬鹿くらいですよ!もちろんとり・みきのギャグも冴え渡ってますです。

  • 京極ファンの方も楽しめる一冊。

  • 「猫田一金五郎の冒険(とり・みき)」を読みました。
    ミステリを題材にしたパロディ系のマンガです。

    <hr>
    <blockquote>それどころ<br>
    じゃありません
    <br>事件です
    先生ッ!!</blockquote>非常に面白かったのですが、これは人を選ぶマンガです。

    <br><br><br>
    猫田一金五郎と、その助手の小咄(こばなし)君が活躍するのですが、
    既にこの時点で何のパロディかわからない人も多数でしょう。<br>
    敵は怪人2001面相。
    <br><br>

    これを十分に楽しむには、ある程度のミステリ好きである必要がありそうですね。<br>
    例えばですね、『斜めすぎる屋敷の犯罪』とか『悶悶島(もんもんとう)』というタイトルをみて、
    「あ、あれのパロディだな」とか「面白そう」とか思って
    触手が動かされたりする方であれば、その方はイソギンチャクか何かでしょうか。<br><br>

    「触手」が動いちゃいけませんね。動くのは「食指」です。

    <blockquote>もうこれくらいしか
    <br>思いつかんのだ
    <br>小咄くんっ!!</blockquote>

    あと目玉は「とり・みき」と「京極夏彦」の合作マンガです!
    <br>ネーム(ストーリー)を二人で交互に考えた、
    メタパロディミステリマンガが掲載されています。
    <br>しかも京極さん自身ももマンガを描いてるのです!!

    <br><br>お互いが、謎を作るだけ作っておいて、
    相手に任せて収束を放棄したように見せつつも
    絶妙にちゃんとストーリーを進めて行くバランスが絶妙です。<blockquote>先生<br>
    むだづかいをすると
    <br>次回のネタがっ</blockquote>
    <hr>

    ◆収録作品タイトル<br>
    ・カブト虫の謎
    <br>・斜めすぎる屋敷の犯罪
    <br>・悶悶島
    <br>・小人探偵団 西瓜喰い人形の秘密
    <br>・犬家の人々
    <br>・悪魔の蹴鞠唄
    <br>・錯覚館の恐怖
    <br>・本人殺人事件
    <br>・美容院坂の罪つくりの馬
    <br>・猫田一金五郎のトリック・パズル<br>
    ・第3セクター殺人事件
    <br>・シンメトリー事件<br>
    ・巨人対怪人
    <br>・Y2Kの悲劇
    <br>・百八つ墓村
    <br>・いろは歌留多の謎
    <br><br>

    「悶悶島」を電車内で読んでいて、声を出して笑いそうになりました。<br>
    危ない危ない。<br><br>

    とにかくミステリ好きの人にはぜひ読んで欲しいですね。<br>
    面白いですよ。

    <hr>

    <a href="http://blogs.dion.ne.jp/zzz/archives/1035178.html" >※その他の本の紹介・感想まとめはこちら</a>

  • 初版 帯

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