- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063645293
感想・レビュー・書評
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前作「吉田自転車」での力の抜け方がとても好きだった。今回は電車という括り方がちょっと無理があったのかやる気がないぶんギャグなどのサービス精神が旺盛になって若干痛々しい。年齢や活動地域に加え家族構成や行列が嫌いなどの共通点も発見しますます心なごむエッセイとなっていることは確かなんだけど。
タバコのお供に欠かせなくなってしまったので、続く吉田観覧車さらに吉田映画まで買ってしまった。当分の間喫煙中に1エピソードと言う読み方が持ちそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/08/17
電車乗りたい....
しょぼい名所を見て、みみっちく弁当食べたい。 -
伝染るんです。センス満載のエッセイ。とても面白かったです。おかしさは写真から感じて貰えるかと。場所は北は函館から西は伊勢まで。東北の充実具合は著者が岩手出身だからかいなか。題に関しても
「ザネリ! 賢治ゆかりのつるつるしたもの」
「レール! 歳三うどんはミルク入り」
「弁当半額! 大人のホビーと江戸の実力」
など、実に意味不明でキャッチーです。
ちょっとした日常も記録し残すことで、500年くらい後には貴重な資料となり得る。僕らの繰り返す日常だって、21代あとの子孫にとっては興味深く眺めて貰え、間違った追跡で、間違った評価をしてくれる。かも知れません。そう考えるとちょっとワクワクしませんか。 -
私が大好きで大好きで大好きな吉田戦車先生のエッセイ。戦車先生の日常とそして出会う電車達。活字嫌いの方でも絶対に面白く読めるはず。(あ、吉田戦車ワールドがわかる方ならです。)本なのにヒーヒー笑いながら読みました。
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文章書かせても吉田は面白いよ
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笑った。男の人って、基本は「男の子」のまんまなんだなあと思った。
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吉田自転車と連続で読んだ。宮沢賢治、
土方歳三と相変わらず変わった視点で書かれていて、
これまた楽しかった。
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ぬるさが売りのロードムーヴィー
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「吉田自転車」をしたためた吉田戦車が自転車に乗れない冬に電車で旅をする!
相変わらず行くさきざきで麺類を食べています。おいしそう。
毎回つまらない目的を持って旅をしますが、つまらなくても何でも旅の目的をはっきりさせるって大事だなぁと思いました。
そんな真面目な感想を持ちつつ、読んでる最中は爆笑つづきでした。
真ん中あたりに来たとき、ふと「そういえば吉田戦車って電車マニアってイメージがあるなぁ」と思ったら案の定後半から電車マニアっぽい話がちらほら入りました。マニア特有の目の輝きが伝わる文でした。
「ザネリ!賢治ゆかりのつるつるしたもの」など、「吉田自転車」同様に各章のタイトルが秀逸。
著者プロフィール
吉田戦車の作品





