ハートカクテル bitter (ピースKC)

わたせせいぞう

• 講談社 (2009年2月5日発売)

作品紹介・あらすじ

名作『ハートカクテル』の中から作者が特に思い入れの強い傑作を選んだベストセレクション。胸詰まる苦い想いを集めた『ハートカクテル bitter』は、別れの切なさや温かさを感じるオールカラー本。同時発売の『ハートカクテル sweet』の甘い恋もどうぞ。

感想・レビュー・書評

[murapyon71さんの感想 · 2012年9月9日]

懐かしい^^
子どもの頃にこういう大人の恋にあこがれたものです、まさにバブルのころの恋愛物語。
副題の通りこの本にまとめられた作品のテーマは孤独とあるが、どちらかというと苦い恋の思い出を楽しんでいるよう。
絵は鮮やかな原色調の色彩が特徴的で、短いセリフのやりとりによるショートストーリー仕立て。

著者プロフィール

1945年兵庫県神戸市生まれ、北九州小倉育ち。早稲田大学法学部卒業後、サラリーマン生活の傍ら漫画制作を始める。74年『ビッグコミック』第13回コミック賞入賞を契機にプロ活動を始め、83年に「ハートカクテル」の連載を開始、大人気となる。以後、大人の恋愛の機微を描いた漫画作品の他、音楽ジャケットや企業広告、雑誌等のイラストを多数手がける。白金台、武庫之荘、門司港に常設ギャラリーを開設、百貨店等での展覧会も精力的に行う。

「2023年 『COLORFUL わたせせいぞうミュージック・コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」