がっかり力 (アフタヌーン新書)

  • 講談社 (2009年4月1日発売)
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感想 : 12
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784063647648

感想・レビュー・書評

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  • アフタヌーン新書、登録番号【1】
    本屋で手に取ったとき、「1冊目 コレでいいのか? 講談社」という俳句を思わず口走った気がする。

    内容もがっかり…なんてこたぁなかったが、まぁそれは「面白くないだろうなぁ」とあまり期待せずに、筆者の言葉で言えば「あらかじめ『無駄な出費をしたな…』とがっかりした気持ちで読んだ」からではないだろうか???

    いかん、筆者の術中にハマッとる。。。
    「電波男」もちょっと気になった。


    せっかく『アフタヌーン』の名を冠しているのだから、『ハトよめ』並みにぶっ飛んだ内容の新書を期待したい。
    と思っていたら、すでに登録番号【2】のタイトルが『ヤリチン専門学校』で噴いた(゚3゚)

  • 運を金で買えると思っている人は、宝くじの当て方がこの世にあると信じている人。幸運とは用はあたった宝くじみたいなもの。ど勅して結果についてはがっかりしたまま忘れて、さっさと次の努力に移る。いちいちがっかりしないことが肝要。
    宝くじも買わないと当たらないから、努力だけはしっかりと続けるべきでしょう。
    自分自身の最も大切な部分、絶対に譲ってはならない部分はどんなひどい目に会おうともカリカリしなくてはいけない。普段は極力がっかりしていた方がよい。

  • あぁ 内容にがっかりw なんてね

    がっかり と カリカリ
    との対比 例出 など
    面白く読めました

    がっかりできる余裕って大切かなぁっと思うのであります

  • 思索

  • 2013年1月再読

  • がっかり力について知りたくて読書。

    タイトルから想像した内容より奥が深い。あまり理解できないと思われる。

    私は野球の例えから著者が伝えようとするがっかり力とカリカリの定義をほんの少し知ることができた。

    現代日本はカリカリしている。昔の阪神ファンのようにがっかり力を生かした方が充実するは、東京と大阪の気質の違いのようにも思える。

    がっかり力は、ユーモアで受け止めるとも言えるのかもしれない。そうすると、現代中国は世界最大のがっかり力国家なのかもしれないと思った。

    今後の日本は、もっと余裕とユーモア精神を持って、バランスよくがっかり力を発揮する必要性を緩く訴えているように思った。

    今の私はカリカリなのかも。

    読書時間:約1時間5分
    (8月7日完読)

  • 筆者の経験を通じて、カリカリせずに達観してがっかりを楽しもうという趣旨の一冊。

    と言いつつ、筆者は達観できておらず、葛藤してるのが面白い。

  • これはひどい。がっかりだw。
    多分、野球、映画、ゲームなどに幅広いウンチクがないと楽しく読めないでしょうね。
    しかし、最後のエピソードにある某早稲田大学の某人間科学部の教授連中には心底がっかりだ。まじヒドスwww。

  • [ 内容 ]
    人間は生きる限り、がっかりし続けるのだ!
    不景気が止まらない現代。
    ここでカリカリし続けたら、いずれはテロリズムの道ですよー。
    いろいろ大変な21世紀を生き抜くには、立ち止まって「がっかり」するといいですよー。
    ということで、ひたすら「がっかり」をキーワードに、歴史、コンテンツ、そして恋愛資本主義、さらにはプロ野球まで抱腹絶倒の大分析。
    喪男の星・本田透が初めておくる、目からウロコの現代文化評論。

    [ 目次 ]
    第1章 不景気な二一世紀を乗り切る「がっかり力」のすすめ
    第2章 プロ野球文化から学ぶ「がっかり力」
    第3章 歴史から見る、がっかり力とカリカリ
    第4章 がっかりコンテンツ批評
    第5章 言論の危機を前に、どうがっかりする?
    第6章 末期恋愛資本主義社会のがっかり
    第7章 私のがっかり人生

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    [ 参考となる書評 ]

  • アフタヌーンが新書に走りましたよと聞いて。
    結構面白かった。内容深い。

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